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デジタル放送のカードキー

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asahi.com : 社会
NHKデジタル放送、カードキーで受信限定へ

 12月から東京、名古屋、関西で始まる地上波デジタル放送と、すでに放送しているBSデジタル放送について、NHKは専用のカードキーをテレビに差し込んでいる視聴者だけに見せる「限定受信方式」を導入する方針を決めた。来年4月実施の予定で、民放も同調する見通しだ。番組の不正コピーが大量に売られる事態に対する著作権保護策だが、カードキーを利用した個々の視聴世帯の把握にも道をひらくことになる。

著作権保護とプライバシー侵害は表裏一体だ。今はユーザが負担するコストが一方的に増える問題のある状況といわざるを得ない。


現在の著作権保護システムの難しいところは、ユーザの使い勝手を悪くする方向にしか働かないことである。今まで普通にできていたことに、さらにお金を支払う必要がでてきたりもする。
著作権保護の仕組みはどうしてもプライバシー情報を必要とする。この情報の二次利用は行わないというのが建前になっているが、リスクは残る。リスクはコストを生み、それもユーザに負担がかかってくる。
著作権保護システム普及のカギは、著作権の使用にかかる料金を十分安くすることだが、今はまだ不正コピーのコストに比べてコンテンツの価格は不当と言っていいほど高い。例えばコピーコントロールを施したCDも、利用方法を限定する以上、価格を下げるべきだと思われるが、今はそんな動きもなく一方的な価格を押し付けている。
このまま幻想の利益を現実に得るべき利益と考えて経済的なバランスを考えた価格設定を行わないでいると、いずれ価格の暴落が起きて市場縮小の方向に力が働いていく。
ユーザが納得できる価格になれば不正コピーは激減する。そのポイントを簡単に見極めるために価格を市場の決定に任せるというのもひとつの方法だろう。いずれにしてもユーザにとって使いやすい著作権保護のシステムを早急に作り出し、著作者、コンテンツホルダー、ユーザのすべてが不幸となる事態を回避することが必要である。







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nyao

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本を読むのが大好きです。積読本が多数。システムエンジニア経験あり。プログラミング言語はRubyが好きだけどPHPとJavaばかり書いている。最近はJavaScriptも好きになってきた。クラウド使ったお仕事募集中。

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