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民主の「高速道無料化」政策に首相が反論文書作成

 民主党が衆院選で「高速道路の原則無料化」を目玉政策として主張していることに対し、小泉首相(自民党総裁)は反論文書を作成し、これに基づいて無料化案を批判するよう自民党に指示した。反論文書では、「(民主党の)菅代表の『高速道路を無料化しても、新しい高速道路までできる』というのは全くの誤り」と真っ向から否定している。

高速を無料化するかどうかなんて比較的小さな問題だ。これをマニフェストにのせるのは勝手だし、本当に無理ならほっといても問題はない。これにこだわるのは政府・自民党が自分たちの公約に自信がなく、さらにいえば現在の政策に自信がないことの現われと見えなくもない。他党の政策を批判するヒマがあったら自分たちの公約を自信をもって表明していけばいいだけなのだ。それなのに自民党は事実上支持者にしかマニフェストを配布しないような方策をとっている。
ちょっと前に小泉さんは野党の党首として最適だと菅さんが言ったことがあったが、それを裏付けるような対応だと思う。
政権党は現在の政策についてきちんと説明し、その上で今後の公約を広く一般に向けて述べるべきであって、他党を批判するのはその後のことだ。
小泉首相は馬脚を現し始めている。代わりが見つからない現状では民主党の追い上げは難しいだろうが、政権をもう一度とったとしても国民の支持がいつまで続くか怪しいものだ。
小泉首相は本当にやらなければならないことを今一度見直して欲しい。