北海道新聞 政治
イラク派遣 年内断念 自衛隊、安全確保が困難〓政府  2003/11/13 14:47

 福田康夫官房長官は十三日の記者会見で、年内で調整が進んでいたイラクへの自衛隊派遣について「残念ながらそういう(自衛隊が活動できる)状況になっていない」と述べ、現地の治安情勢を踏まえ、年内派遣を見送る方向で検討に入る考えを明らかにした。政府が「治安が安定している」としてきたイラク南部のナシリヤで十二日、駐留イタリア警察軍に対する自爆テロが発生し、派遣部隊の安全確保は困難と判断したためだ。

アメリカは戦争をしにいった。日本はそうではない。この点をはっきり区別して対応する必要がある。復興支援を任務とする自衛隊は事実上の戦闘状態にある地域には出さないというのは国家の判断として正しいと思う。あらゆる方策によって安全を確保した上で派遣すべきだ。絶対に犠牲者は出さないという強い意志をもった外交を行って欲しいと思う。