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中朝国境の携帯電話

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asahi.com : 国際
携帯電話、韓国の脱北者と北朝鮮の家族つなぐ 中朝国境

 韓国に亡命した脱北者と、北朝鮮に残る家族。両者をつなぐ連絡手段として携帯電話が重宝されている。南北朝鮮間の正規の国際電話は規制されているが、北朝鮮国内でも中国国境に近い場所ならば、中国の携帯電話が通じることを利用した極秘の通話だ。家族の脱北を促す手段としても使われる。最近は北朝鮮当局の取り締まりが厳しくなったといわれ、脱北者は気をもんでいる。

テクノロジーによって国家による情報統制はどんどん難しく、高コストになっていく。内政が安定しない限り、非合法の外部との連絡は増える一方だし、そこからは必ず外の情報が流入してくる。
北朝鮮のような未だに中世を引きずった専制国家にとって、情報はミサイルよりも脅威だろう。情報の入出力が増えれば内部崩壊を早めることになるにちがいない。

 「弟が軍隊に行ったのはいつ?」「隣家のおばさんの名前は?」。質問を重ねて姉妹であることを確認すると、お互いに涙声になったという。

このプロトコルが哀しい。誰とでも堂々と話すことができる日が来るのはいつのことか分からないが、政治レベルばかりでなく、民間レベル、テクノロジーレベルでも北朝鮮包囲網は広がっている。北朝鮮の体制運営はずいぶん前から綱渡りだが、最近はその綱がだんだん細くなってきているようだ。
東ドイツの崩壊のときのような軟着陸ができるといいが、その後の混乱は東アジアの我々が引き受けなければならない。
ここ数年が勝負どころのような気がする。日本も「その後」についての覚悟を決めておかねばならないと思う。







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