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「外国機ではかわいそう」空自本隊の派遣は政府専用機で

 政府はイラク復興支援で今月下旬に出発する航空自衛隊本隊約150人をクウェートに送るため、政府専用機を利用する方針を決めた。政府関係者は昨秋、数十人規模の先遣隊を送ろうと日本の複数の民間航空会社に搭乗を依頼したが、テロなどへの懸念から「他の客から文句が来るかもしれない」と断られたためと説明している。

かわいそうとかいう問題ではない。安全上の問題があるのに、民間の輸送機関を使うという発想自体がおかしいのだ。だから今使える輸送手段として堂々と政府専用機を使えばいい。
しかし、こうやってみるとやっぱり自衛隊は自衛のための部隊でしかないことがよくわかる。長距離の輸送手段を持てないわけだからね。それでも無理して派遣を決めている。中途半端な法整備で派遣しているということがわかる。
これは短期的には自衛官自身の安全保障にかかわる問題だし、長期的には日本がなし崩し的に軍事優先国家になってしまう危険性をはらんでいる。
場当たり的な対応ではなく、しっかりした長期戦略を持って国民をリードできる政府が望ましいけれど、近視眼的発想しかできない国民性と、そこから生まれる今の近視眼的政治屋の世界じゃ難しいかなあ。