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昨年の給与総額、3年連続で減少 パート労働者増加で

 ボーナスなどを含めた昨年の給与総額(月平均)は34万1820円と前年より0.4%減り、3年連続のマイナスとなったことが、厚生労働省が2日発表した03年分の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所対象)でわかった。
 1人あたりの給与が少ないパート労働者が増えたため。正社員など一般労働者数は1.3%減で6年連続のマイナスとなる一方、パート労働者は2.1%増で13年連続で増えている。

労働市場でも着実にデフレ効果が出始めていると見ていい。マクロ的には労働構造の変化は一種の構造改革の成果ということもできそうだけれど、豊かさの実感から遠のきつつあるという点では問題が多い。よりよい日本を作るための構造改革ではなく、国民を苦しみの方向に誘う改革になってしまっているようだ。小泉改革はとんでもない方向に日本を進めているのかもしれない。政治的、社会的無関心が社会を危険な方向に向かわせるということを、もっと歴史から学ばなければならないと思う。