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がん患者3・2%は診断被ばくが原因

 国内でがんにかかる人の3・2%は、医療機関での放射線診断による被ばくが原因の発がんと推定されることが、英・オックスフォード大グループが行った初の国際的な研究で明らかになった。
 調査が行われた英米など15か国の中でも最も高かった。CT(コンピューター断層撮影法)装置の普及などが背景とみられ、検査のあり方を巡り波紋を広げそうだ。この研究は英国の医学誌「ランセット」で報告された。

検査が原因でがんになっちゃ洒落にならない。3.2%が多いか少ないかは議論の余地があるけれど。
CTは有効な診断機器だけれど、諸刃の剣でもあるってことだね。
患者の側からは機器の精度とか線量の問題はわからないから、せめて機器設置の元をとるための過剰検査を避けるためのガイドラインくらいは早く設定してほしい。
最近は処方薬局で「おくすり手帳」なんてのを配って薬の重複を避ける工夫がされていたりするけど、放射線を使った検査でも同じような工夫がいるのかもしれないな。
本当はカルテが共有できるようになるのが一番いいんだろうけど、今の医療現場じゃ難しいだろうなあ。