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出張計画をたてながら道州制を考えた

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ひょっとして一年ぶりくらいだろうか。久しぶりに東京へ出張することになった。なにかと世の中騒がしい状況だが、商売のために動くことは経済の活性化のために重要なことだと思う。

会社にはテレビ会議のシステムなどもあって、そういうシステムを活用して仕事を進めるというのもありなのだろうが、僕はやはり人とは直接会って話すのが一番だと思っている。札幌から東京は物理距離も金銭距離も遠いけれども、仕事をうまくいかせるためにはまず直接会わなければならないのだ。

そういう意味で、東京に仕事が集まるというのはとても良くわかる。人が犇めいているから「会って話す」コストがとても低いのだ。実はこれが産業構造に与える影響は大きい。ほとんど経済一本槍でやってきた日本の国の形は東京によって決まっているといっていいかもしれない。

しかし、それではいつまでたっても地方は地方なのだ。これ以上ない地方である北海道が発展するためには東京一極集中型の国の形は都合のよいものではないとも言える。

というわけで、「道州制」について学んでみた。日本の中では北海道が一番道州制に近いと思っているのだが、本を読んでみるとなかなか道は遠そうである。

まず北海道で一極集中になっている札幌の扱いをどうするか。これが単純ではない。北海道の人口の1/3が札幌に住んでいるのだ。とすると、札幌はそれだけで州に準ずる責任と権限を持って良いのかもしれない。政治も経済も同じ都市に集中すれば結局今までの東京一極集中の小型版になるだけだ。北海道の他の地域を発展させることを考えたら、道都は札幌以外に置くのがよいかもしれない。北と東を発展させるなら、地理的中心に近い旭川を道庁を置くというのもいいような気がする。性格の異なる二つの都市を中心に南、北、東に拠点都市を持ってバランスよく発展するのが理想だ。北と東には特に隣国であるロシアとの関係が重要になる。極東ロシアの発展と協調することができれば「日本の果て」のイメージは払拭されるだろう。

北海道の産業は国内よりも海外への展開に主眼をおいて育てていくべきである。その点では農業保護政策は早々に転換する必要がある。自由化をてこに高品質の農産物を輸出するというのは不可能ではない。

と、こんなことを考えながらこの週末の投票行動を決めるつもりだ。

道州制 (ちくま新書)
佐々木 信夫

道州制 (ちくま新書)
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nyao

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本を読むのが大好きです。積読本が多数。システムエンジニア経験あり。プログラミング言語はRubyが好きだけどPHPとJavaばかり書いている。最近はJavaScriptも好きになってきた。クラウド使ったお仕事募集中。

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