「にゃお」と「んちば」はおなじひとなのです

NyaoPress 読書と日常

4月の読書記録

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あーもう4月も過ぎてしまったのか。月日のたつのが早いなあ。

今月は11冊か。小説も入っていてバランスが良い感じ。これにもう数冊新書を入れて月に15冊くらい読みたいところだな。それにしても脳とか心理学の本が多い。今の興味はそこにあるってことがとても良くわかるのだね。

4月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2391ページ
ナイス数:69ナイス

舟を編む舟を編む
「記憶は言葉である」という記述に最近読んだ認知心理学の本を思い出した。記憶を取り出すのに使うのは確かに圧倒的に言葉だと思う。脳のなかの語彙に関する記憶を体系化したものが辞書なのだろう。僕が興味を持つのは脳の中でどういう仕組で記憶が行われているのかということなのだが、そのひとつの表現が辞書であり、長い間人間がこれに取り組んで洗練してきたとすれば、案外辞書の形は脳のなかの構造と近いものがあるのかもしれないとも考えたりした。こうやって自分の関心に沿って記憶が取り出されることがあるから読書は面白い。やめられない。
読了日:04月29日 著者:三浦 しをん


ITが守る、ITを守る―天災・人災と情報技術 (NHKブックス)ITが守る、ITを守る―天災・人災と情報技術 (NHKブックス)
ITに関わる人間として、災害時のために考えておかなければならないことがいろいろあった。震災後の情報の扱いに関するまとめとして冷静・簡潔でなかなかよい本だと思う。
読了日:04月22日 著者:坂井 修一


蔦屋重三郎 (平凡社ライブラリー)蔦屋重三郎 (平凡社ライブラリー)
ちょっと難しかったなあ。だけど蔦重が江戸時代の出版に果たした役割はなんとなくわかった。江戸から続く日本の出版の歴史について調べる幾つかのキーワードが見えてきた気がする。江戸時代のような未だ近代とは言えないような時代に本が一般市民に向けて出版され、それが結構大量に消費されたり、身分を越えた文壇のようなものができたり。。。日本はなかなか面白い国なのだなあと改めて思った。
読了日:04月19日 著者:鈴木 俊幸


認知心理学を知る認知心理学を知る
少し古い本だけど、コンピュータによるシミュレーションを手段に持つことができた認知心理学について書かれている本である。「知る」とタイトルに付いているとおり、それぞれに深みのある分野を概観するというスタイルの本だ。僕は心理学よりコンピュータによる認知に興味があったはずなんだけど、今は心理学の方に興味が移ってしまった感じ。歴史もあり奥も深い学問分野だから勉強するのに事欠かないだろうな。また面白そうな本を探してみよう。
読了日:04月18日 著者:市川 伸一,伊東 裕司


認知心理学―心のメカニズムを解き明かす (いちばんはじめに読む心理学の本)認知心理学―心のメカニズムを解き明かす (いちばんはじめに読む心理学の本)
脳のごく基本的な入力系の話から知識や会話などの一段高い機能、そしてメタ認知とか感情といったより高次の機能に向かって章が進んでいく。そう思って読んでみるとよくできた本だと思う。「いちばんはじめに読む心理学の本」シリーズはなかなか面白そうだなあ。
読了日:04月09日 著者:仲 真紀子


まともバカ―目は脳の出店 (だいわ文庫)まともバカ―目は脳の出店 (だいわ文庫)
「脳化」って言葉がとても印象に残った。脳化=都市化。それは高齢化とかか少子化とか今社会問題になっていることが必然的に起きる変化だという。解剖を通じて人間と向き合ってきた養老先生の言葉はすんなり飲み込めてちょっと面白いと思うのだな。
読了日:04月08日 著者:養老 孟司


SOKKI!-人生には役に立たない~SOKKI!-人生には役に立たない~
今となってはなんの役にもたたない速記研究会での青春恋愛物語。べた甘じゃなくて、ちょっとほろ苦く切ない青春ってところが好きだな。懐かしいと言うよりも羨ましい青春時代。なんだか掘り出し物だったような気がする。
読了日:04月07日 著者:秦 建日子


深川にゃんにゃん横丁深川にゃんにゃん横丁
猫がたくさん住んでいる横丁の裏店人情長屋の日常。いろいろあるけど基本的には幸せっていうとても住んでみたい長屋のお話でした。
読了日:04月06日 著者:宇江佐 真理


さようなら、もんじゅ君---高速増殖炉がかたる原発のホントのおはなしさようなら、もんじゅ君---高速増殖炉がかたる原発のホントのおはなし
もんじゅ君が無事に廃炉になった後の夢の世界が実現できるといいなあと思ったよ。賛成・反対をまず置いて、本当のことから語り始めなきゃなにもはじまらないんなよなあ。とても勉強になったよ。
読了日:04月03日 著者:もんじゅ君


おしえて! もんじゅ君―これだけは知っておこう 原発と放射能おしえて! もんじゅ君―これだけは知っておこう 原発と放射能
核燃料サイクル計画のコアとなるのがもんじゅであって、これが完成の見込みがなくて使用済み燃料のやり場が全くないという状況は異状としか言い様がない。原発をやめると言うのは簡単だけどやめるために何をしなきゃいけないかはちゃんと学んでどうやるか議論しなければいけないのだな。もう後には引けない状況なんだからね。
読了日:04月02日 著者:もんじゅ君


心を生みだす脳のシステム―「私」というミステリー (NHKブックス)心を生みだす脳のシステム―「私」というミステリー (NHKブックス)
感覚的クオリアと志向的クオリアの違いが理解できたような気がする。そして、ニューロンの活動からどうして心が生まれるのか、これを理解するには地道な脳機能の探求と、それらをトップダウンにまとめてしまうような画期的な発想が必要であるということもわかった。脳を探求していくのは宇宙物理学を探求していくのと同じようにワクワクする学術の世界なのである。
読了日:04月02日 著者:茂木 健一郎

2012年4月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター







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