本でもプログラムでも、丹念に読んで行くというのはなかなか難しい。どちらも集中できないと目が滑っていくだけでほとんど頭に入らない。
今日の午前中はこれまで書き溜めてきたプログラムコードを丹念に追ってバグをみつけた。事象の起き方が特定のユーザに限られるらしいということしか手がかりがなかったのでコードを最初から追うのがいいと思ったのだ。
本を読むとき、なにか目的があって読む場合と、そうでない場合がある。後者の代表は小説だろうか。これはとにかく筋を追って行くので面白いものならさして頭を使わずに読み進むことができる。
ビジネス書などを読むのが目的があって読むタイプだろう。これは案外難しい。本の出来の問題と自分の予備知識の多寡の問題が絡み合って、一通り目を通したけれどもなにも覚えていないこともある。
こういうことを防ぐには自分がその本から何を得たいのか目的をはっきりさせて読むのが良いらしい。まあ、当たり前のことなのだが。
しかしそれなりにテクニックはあって、まずは目次に目を通して内容に見当をつけ、ビビッときたキーワードのところを先にざっくり読むとか、そういうことをして読み始める準備をするといいらしい。
よく言われるのは最初から最後まで読む必要はないということだが、これが案外難しい。
僕は生来の貧乏性だから端から端まで、カバーの裏まで見ないと気が済まない。つまらない本でも途中でやめるということができない。これで随分時間を無駄にしていると思う。
でも、よく考えたら十代までは百科事典を読むのが好きで、ちょこちょこ齧りながら読んでいたのだ。あの調子で読めばいいのだと思う。
全部読まないともったいないなんて思わずに必要なところだけ読んだっていいのだ。
読書貧乏性を治してたくさんの本を読みたいと思う日々である。