一週間ばかり夏休みを取ることができた。そのほとんどは寝て暮らしていたようなものだったが、本も少し読んだ。
なにしろ出掛けるのが面倒で、Amazonから届いた本を読み、それに飽きたらKindleで電子本を買って読むという完全にAmazonに囲い込まれた生活ではあるが、とりあえず頭を空にしてそこに本を読み込むというのは楽しかった。
僕はマンガはあまり読まない。嫌いではないし、買い続けて読んでいるのもないではないが、なんとなくコストパフォーマンスが悪い気がするのである。大抵30分くらいで読み終わってしまうコミックスが、500円くらいするなんて、ちょっと高いと思ってしまうのである。それなら半日は保つ文庫本や新書の方が得だと思う。何日もかかって読む本なら2000円くらいしても高くない(という価値観と、財布の中身は別次元の話である)。
しかし、Kindleは危ない。バーゲン本で面白そうなのを見つけると思わず衝動買いをしてまう。なにしろすぐに読めるのだ。そして、幾つかのデバイスにダウンロードしておけば、シチュエーションに応じて使いやすいデバイスで読み継ぐことができる。だから読むのが早くて、読み終わったらまた次の本を探してしまうのである。
残念ながらまだまだ新しい本ばかりだし、下らないタイトルが並んでいるのには辟易するが、それでも拾い物はないかと探してしまう。古い新書とか文庫本が読めるようになったら本当にヤバイなと思ったりする。
紙の本も好きである。ちゃんと取っておきたい本は紙の本を買う。手触りとか匂いが好きなのである。一枚一枚めくっていくたびに新しい世界が広がるのは楽しい。
しかし、紙の本は読む姿勢によって陰ができたりして大変なのである。老眼には大き目の活字がありがたかったりもする。そんなこんなで、読みたい本が揃ってきたらだんだん電子本に移っていくのは仕方が無いかもなあとも思い始めている。
立秋も過ぎた。読書の季節である。これからも素敵な本に出会えますように。と願うのである。