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読了:米国人弁護士だから見抜けた日本国憲法の正体

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法律家の観点から日本国憲法について検討した本はあまたあると思う。僕は法律に疎いのでよくわからないのだが、日本では憲法についてどんな風に学ぶのだろう?

この本では一般的な見地からの憲法についてまず述べている。僕は憲法は成文になっているものだけだと思っていた。しかし英国には成文憲法はないが憲法はあるという。憲法は、それに付随する法律も含めて憲法であること、その解釈も憲法のうちに含まれることを知った。

日本国憲法は今まで改正されたことがないと思っていたが、そのように考えると改正され続けて来ていると考えることができる。と書かれている。

ふむ。だとすればあまりにも無理があるだろう感じるのが9条2項である。戦力を保持しないという記述だ。今はこれがあるために自衛隊は戦力ではないとされており、それゆえに様々な枷をはめられている。その枷を解釈改憲で緩めたりしていては実質的な戦力が暴走しないとも限らない。

世界情勢を考えると戦力を持たないというのは非合理的である。周辺に戦力を持つ敵対国があるならば十分対抗可能な抑止力としての戦力を持たなければ袋叩きにあうというのが現実なのである。

とすれば、自衛隊を防衛のための戦力として憲法に正しく記述するべきである。個別・集団を問わず防衛権は各国に認められた正当な権利なのである。

日本は(GHQが定めた憲法の)9条を盾にアメリカに国防を委ねて来た。日米同盟といってもアメリカに危機が及んだ時には日本はアメリカ防衛に戦力を振り向けることはできない。アメリカが一方的に日本を守らなければならない片務条約による同盟である。これは本当の同盟と言えるのだろうか?

いざという時、米軍は日本を守れるだろうか?アメリカにはアメリカの国益があるのである。

日本も国益を守るために相応の戦力を持つ必要がある所以である。

日本に長く住み、日本を愛する著者が願うのは平和である。平和は戦争放棄と唱えていれば保たれるものではない。日本人はそのことに気づき、憲法のあり方について考えるべきだと説いている。

とても勉強になった。自分の国の憲法ついて他国の人から教わるというのは恥ずかしい限りである。もっと勉強し、学んだことをもっとたくさんの人に伝えていく必要があると思った。

米国人弁護士だから見抜けた日本国憲法の正体 (角川新書)
ケント・ギルバート

米国人弁護士だから見抜けた日本国憲法の正体 (角川新書)
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nyao

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