読書と日常をプログラミングする

NyaoPress 読書と日常

おもしろ お金 働き方 学び 社会

読了:ぐでたまの「資本論」

投稿日:

本の情報

どんなことが書かれているか?

  • お金との上手な付き合い方を資本論から引用して今風にわかりやすく表現

読んでどんなことを考えたか?

資本論というと、難しいことが書いてある!という感じがするだろう。実際に難しいことを取り上げているし、実はもう古いということもあるし、翻訳本だって難しいことしか書いてない気がする。多分「まんがで読む資本論」みたいな本もあるんだろうけど、すでに歴史的失敗に終わったと言っていい共産主義の始まりってこともあって、なんとなく抵抗がある人もいるかもしれない。

しかし、資本論は今の社会を予言した本であって、資本主義のいいところ悪いところを真面目に考察したものなのである。だから今でも読まれているし、役に立つことも多いのだ。

この本は、そんな資本論の中から、お金との付き合い方について引用してすごくわかりやすい例をコンパクトにまとめて1ページか2ページにまとめたものを集めてある。

例えばこんな感じ。

仕事には、優劣はない。
あるのは、役割の違いだけ。

世の中には、色々な仕事がある。どの仕事にも優劣はなく、あるのは役割の違いだけ。お互いがお互いの仕事を支え合っているのだから、利害がぶつかることがあっても、うまく付き合おう。

全体労働者の主事の機能は、単純なものもあれば複雑なものもあり、(略)その器官である個別労働力は、種々のきわめて異なる程度の訓練を必要とし、したがって、きわめていろいろに異なる価値を持っている。「1巻12章 分業と工場手工業」(二)

これにぐでたまの可愛いイラストがついて2ページ。資本論の本家には難しいことが書いてあるけど、こんなか解釈ができるんだよって感じ。

最近の労働問題に関することなんかが特によく取り上げられていて、ちょっと客観的に自分が抱えた問題を考えるのによくできていると思う。

働くのが辛いと感じることがあったら開いてみるといい。自分の人生の指針が見つかるかもしれない。

面白かった?

面白かった。マルクスさんも難しい顔して難しいことを言わないで、こんな風にわかりやすくものを言っていたら、共産主義だって変わっていたかもしれない。

まとめ

「資本論」なんて自分に関係ないやって人もこれなら読めるはず。ぐでたま好きならぜひ一冊本棚に置いておこう。そしてたまに適当なページを開いて、ふーんと考えるのが楽しいかもしれない。







書いた人

nyao

nyao

本を読むのが大好きです。積読本が多数。システムエンジニア経験あり。プログラミング言語はRubyが好きだけどPHPとJavaばかり書いている。最近はJavaScriptも好きになってきた。クラウド使ったお仕事募集中。

プロフィールを表示 →

-おもしろ, お金, 働き方, 学び, , 社会
-,

Copyright© NyaoPress 読書と日常 , 2017 All Rights Reserved.