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<ドン・キホーテ>夜間緊急時に限り医薬品を無料提供へ(Yahoo-毎日新聞)
医薬品のテレビ電話による対面販売が薬事法に違反している可能性があると指摘されて、販売ではなく、無料提供にするとドン・キホーテ側が言い出した。
規制緩和を推進するという観点では消費者の味方をしているように見える。しかし薬事法といいう法律を商売のための法律としてのみ解釈していることを明らかにしたようなものだ。消費者の薬剤被害を防止するという観点でみれば無料ならいいだろうという発想は出てこないはずだからだ。
すべての店舗に薬剤師をおく必要があるという今の法律には時代にそぐわない点も確かにある。しかし、テレビ電話があるからといって、すべての消費者が薬を購入する際に相談するとは限らず、また、誤用や不正な飲用の予防効果はテレビ電話だけでは期待できない。薬剤師の見ていないところで消費者が勝手に医薬品を選んで買っていくことができてしまうからである。
今回の無料提供という判断はファン(消費者)の支持が得られれば大丈夫という判断だろうが、これも消費者をバカにしている。消費者は安ければなんでもよいと思っているとドン・キホーテは公言しているようなものだ。


もともと僕にはドン・キホーテには企業としての危機管理ができていないのではないかという疑問があり、今回の問題に対してもドン・キホーテを支持することができない。
この根拠は、ドン・キホーテの店舗にある。店舗コストを徹底的に下げるために商品がいっぱいに詰め込まれた店舗内は、迷路のような狭い通路がたくさんあり、また、万引き防止の観点から出入り口が限定されている。混雑した店内で万が一火災が発生した場合にはかなりの犠牲者がでるのは必至なのである。それでもこのような店舗の出店を繰り返しているところを見ると、もしもなにか事故が発生したらそのときはそのときだという経営姿勢なのではないかと思えるのだ。
もしも本当にそういう姿勢なのだとしたら経営責任を果たしているとはいえない。医薬品の扱いに関しても、問題が発生した場合には単純に消費者の自己責任にするか、最悪でもさっさと店をたたむくらいのつもりでいるのではないだろうか?
ドン・キホーテの会社案内には経営理念のような項目がない。
僕はこのような企業に医薬品の危ない規制緩和を推進させるのは不安だ。あなたはどう思うだろうか。







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