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読了:読書進化論

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本の情報

どんなことが書かれているか?

  • 本は「成功への投資」
  • ウェブ時代の本と書店の再定義
  • 「読んでおしまいにしない」が究極の技術
  • ウェブで発見されて著者に進化するには
  • 「売る」仕組みを進化させる
  • すべての人にフェア(公平)な可能性を秘めている「読書」の世界

読んでどんなことを考えたか?

この本は9年前に出版されたものである。勝間和代さんが乗りに乗っていた頃。バリバリにキャリアウーマンとして世に出た頃である。僕は多分勝間さんはあまり知らなかった。

ビジネス書よりも技術書を多く読んでいた頃で、技術書は高いので他の本がなかなか買えなかった頃である。

すでに9年も経っているので、書店のあり方もインターネットのあり方も随分変化した。ゆえに古さを感じる記述が多いというのは致し方ないところではあるが、勝間さんが爆発的人気となった経緯が書かれている本である。

無類の本好きである勝間さん。自分の専門分野というか興味分野の本のタイトルはだいたい頭に入っているそうである。だから書店で新しい本が入るとすぐにわかって、それを必ずチェックしてみるらしい。多分アマゾンがこれだけ普及した今でも書店の書棚を眺めるというやり方は変わっていないのではないかと思う。

ネット上のアプリケーションは未だに本屋さんに一覧性という点で敵わないのである。

その代わりKindleでの読書が比較的当たり前になった。電子書籍が随分増えて、読みたいと思ったらすぐに買ってダウンロードして読むことができる時代になった。自分のウォッチしている著者の本であればすぐに新刊が読める。僕も随分他の人のブログで紹介された本を衝動買いしていきなり読みだすということが増えた。

この本のタイトル通り、読書は進化している。

ウェブに関する読みはちょっとハズレかなという感じもする。確かにウェブ上で読むドキュメントの量は増えた。しかしその玉石混交ぶりも凄まじいことになっていて、欲しい情報を探すのに案外苦労するようになった。ブログの普及によって、素人編集のドキュメントが増え、まとまった情報を得るのにいくつもリンクを踏んでいかなければならないという不便さもまた増してしまったように思う。

それから、この本が出た当時はまだiPhoneが出たばかりで、スマホが普及期に入っていなかったから、携帯端末の威力についてもまだ読めていなかった。

ただ、勝間さんの読書の量は凄まじく、幅も広いということがこの本でよくわかった。勝間さんはビジネス書をたくさん出していて、もちろんそういう世界のエキスパートであるから文芸書はあまり読んでいないのかと思ったらそんなことはないので安心した。僕は乱読の人なので専門家でも文芸書を読まない人はちょっと偏っているのではないかと偏見を持ってしまうところがあるのである。

しかし、この本を読んで感じたことは、本屋に行っていつも感じる、「一生かかってもここにあるすべての本は読めない」というちょっとした虚しさだった。ということは読書法指南とも言えるこの本が成功しているということでもある。なぜなら、出版社とのやり取りや本屋の店員さんのインタビュー、そして本を売るために緻密に考えたマーケティングまでが臨場感たっぷりに描かれ、その成果として本屋に本が置いてある。というイメージが浮かぶようになっているからである。

そして、読書を完成させるためにはアウトプットすることが必要であるという勝間さんの現在まで一貫しているメッセージが書かれている。

それにしても表紙?帯?の写真の勝間さんが若い。しかし9年経った今からみると失礼ながら「青い」感じがする。今はどっしりと落ち着いて自分の大好きな書くことを中心にあらゆることに好奇心を発揮して相変わらず若々しく笑顔の素敵な大人の女性に進化している。

勝間さんの本は面白い。まだ読んでいない本もたくさんある。読みたい。しかもこの本には勝間さんが薦める本や著者がたくさん書いてあって、それも読みたくなる。

僕もフォトリーディングを学んで、本を隅から隅まで読むことから卒業しなければいけないかもしれない。もっと読みたい。そう思わせる本である。

面白かった?

面白かった。本を出すまでの過程がよく見える。何より自分がコンテンツを持つということが絶対的に必要だということがわかる。

本屋さんに寄って、気楽に自分の本のポップを書いていていく。それも緻密に計算されたマーケティングの一環。そういうことを地道にやって今の勝間さんがあるということがよくわかるのである。

まとめ

勝間さんはちきりんさんと同じようにインプット<アウトプットの人だそうである。考えてみると当たり前だ。そうやって世の中の知識は増えていくのだ。

とにかくたくさん本を読みたくなる。そういう読書好きにはある種中毒性のある危険な本であると思う。







書いた人

nyao

nyao

本を読むのが大好きです。積読本が多数。システムエンジニア経験あり。プログラミング言語はRubyが好きだけどPHPとJavaばかり書いている。最近はJavaScriptも好きになってきた。クラウド使ったお仕事募集中。

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