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読了:人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか

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本の情報

どんなことが書かれているのか?

  • どうしたら抽象的に考えられるのか
  • 「具体」から「抽象」へ
  • 人間関係を抽象的に捉える
  • 抽象的な考え方を育てるには
  • 抽象的に生きる楽しさ
  • 考える「庭」を作る

読んでどんなことを考えたか?

どこでどう覚えてきたものか、僕は物事は具体的に考えるほうがいいと思ってきた。むしろ僕はこの本によれば抽象的な考え方を昔からするようで、それが頭の中を漠然とさせてもやもやさせて論理的思考を妨げていると思っていた。

仕事でも、「具体的に考えよう」とよく言った。他人と議論するときには具体的にしないと進まないのだ。それがなぜなのかわかった。

言葉は基本的に具体的なものなのだ。特に他人に考えを伝えるためにはより具体的な言葉を使う必要があるのだ。だから仕事では論理的思考が推奨される。抽象的に考えてもそれは伝わらないから仕事をしたことにはならないのだ。

この本では抽象的に考えることの重要性を説いている。具体的な例をいくつ並べたところでそれがひとつの抽象的な概念にならなければ新しい事態に対処することはできないし、新しいことを考え出すこともできない。

人はそういう抽象化を自然に行っている。だから大抵の人は未知の状況に置かれてもなんとかそれを打破することができるのである。

しかし、それにもいろんなレベルがあって、具体的なことばかりに頼っていると対応力や新しいアイデアを出したりということが苦手になってしまうのである。

抽象的に考えることの利点を僕は知っていた。なにか新しいことを聞いたときに、「あれ?これはあれに似ている」と感じ、全く初めて聞いたことだと思わないことである。考えるためのとっかかりができて、そこから新しいことを理解していくことができる。

だから、新しいことを覚えるとき、頭のなかで抽象化ができるまではうまくできない。暗記科目が苦手だったのはそういう抽象化志向が働いていたからなのだとわかる。抽象化した概念が出来上がったとき、いろんなことに応用がきくようになる。

抽象化が出来上がったとき、はじめて「わかった」という気持ちになる。

この本の最後には「もう少し良く考えよう」という事が書いてあった。今はネットを使ってなんでもたちどころに知ることができる。それでわかった気分になってはいけないのである。知識のコピーが頭のなかにできただけのことなのだ。そこからもう二歩も三歩も深く考えてみる。それが大事なのである。

抽象的に考えるのは苦しい。辛い。しかしそれが自分の中で概念化したときの快感は格別である。本当に「わかった」瞬間である。

抽象的に考え、具体的に実行する。それをこの本で学んだ。

面白かった?

面白かった。僕がいつも頭のなかでやっていたことが全面的に肯定された感じだ。

これまでは論理的に考えよう、具体的に考えようと努力してきた。それが正しいのだと思いこんできた。そうではない。もっと抽象的に考えよう。もっと考えようと思った。

まとめ

物事を抽象化することにもっと努力しよう。それは概念となり、本物の知識・知恵となる。苦しくても考えよう。それがとても大事なことだ。

 







書いた人

nyao

nyao

本を読むのが大好きです。積読本が多数。システムエンジニア経験あり。プログラミング言語はRubyが好きだけどPHPとJavaばかり書いている。最近はJavaScriptも好きになってきた。クラウド使ったお仕事募集中。

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