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「にゃお」と「んちば」はおなじひとなのです。

近況

どうも最近VOXにばかりかまけていて、こちらの書き込みはmoblogばかりになってしまった。VOXはなんだかいろいろと楽なのですね。

最近のこと。

  • メインマシンをUbuntuで動かしているんだけど、だいぶマシン自体が古くなったのでそろそろ新しいのがほしいかも。でも新しくするならNetBookでいいような気がしないでもない。
  • iPod touchは相変わらず活躍中。もうメニューページが5ページになってしまった。メニューのメンテナンスが面倒なのが難点なのだな。
  • ずっと深夜帰りだった仕事が一段落してこのところわりと早く帰れている。で、やってみたくなっているのが読書とプログラミング。Google App Engineを使えるようにして、PythonとJavaをごにょごにょしている。
  • 先月末に、メタボの改善指導をうけた。体重と腹囲の目標を設定し、そのためには食事のカロリーをどれくらいにして、消費のための運動をどれくらいにしましょう。と言う感じで日々の生活の改善をする。僕の場合は食事の量をセーブすることと、日々散歩することにした。具体的にどれくらいの食事の量にしたらいいか教えてもらって、だいたいそれくらいにして、最近楽しくて仕方がない散歩に日々励んでいたら、一ヶ月経たずに半年後に設定していた体重目標に近づいてしまった。今のところとくに辛いとかストレスがたまるということもなくて順調な感じ。標準体重までもっていけたらいいなあと思う。
  • 本を3冊くらい同時に読んでいる。たくさん本を読みたいが、散歩の時間と読書の時間はなかなか両立できないので困っている。

んなところでしょうか。

読了:メコン・黄金水道をゆく

7月に読んだ「真昼の星〜」が面白かったので、また秘境紀行モノであるこの本を選んだ。
ひと昔前と比べれば、世界中に秘境といえるような場所はずっと少なくなったのだろうけど、そんなこととは無関係な暮らしを続けている人々がいる。変化の激しいニッポンに住む僕にとってはそれがいつも不思議で衝撃的に感じるのだ。
ど こに行っても水ばかりの、水辺というより水上に住むという想像できない暮らし。生きるための毎日の仕事。それを貧しさと括ってしまうこともできるけれど、 生きるために毎日あくせく働く暮らしは僕だって変わらないし、上を見ればキリがない。生きるエネルギーとでも言うようなものはとても彼らにはかないそうも ない。だったらいったい豊かさというのはなんなんだろうと考えてしまった。
いろんなことを考えてしまうけど、やっぱり椎名誠は面白いなあというのが結論。

メコン・黄金水道をゆく (集英社文庫 し 11-30) (集英社文庫 し 11-30)
椎名 誠

メコン・黄金水道をゆく (集英社文庫 し 11-30) (集英社文庫 し 11-30)
真昼の星―熱中大陸紀行 パタゴニアアマゾンチベット (小学館文庫 し 2-4) にっぽん・海風魚旅 3 小魚びゅんびゅん荒波編 (3) (講談社文庫 し 32-12) 世界おしかけ武者修行―海浜棒球始末記その2 (文春文庫 し 9-28) 全日本食えば食える図鑑 (新潮文庫 し 25-31) 零下59度の旅 (集英社文庫)
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読了:虚空の旅人

守り人シリーズの4巻目になるのかな?待望の文庫版。書店で見かけてすぐに買ってしまった。
あのひ弱な感じだったチャグムが聡明で熱い心の立派な 皇太子に育っているのがうれしい。新しい隣国が舞台なのだが、この著者のすごさを改めて感じる話だと思う。というのは、国や地域、民族がもつ価値観の多様 性と、その相互理解の難しさみたいなものをうまく表現しているのだ。
この手のファンタジーでは、大抵の場合主人公の価値観が色濃く、それ以外の価 値観は単純に敵であったり、最後には主人公の価値観に迎合する展開であったりすることが多いのだが、この作品にはそれが感じられない。だからちょっと物足 りない感じがする部分もあるのだが、価値観の違う人々をきちんと描くことで世界観がリアルに感じられるようになっているのだ。
面白いと思ったのは 小谷真理による解説。守り人シリーズは男女が逆転しているという。言われてみればそうだ。バルサは用心棒なんかやっている屈強の武人で、その幼なじみはど ちらかといえば学者タイプで料理も上手な家庭人のイメージの男。チャグムに至っては異界の卵を宿して出産を経験していたりもする。この作品でも国の中で政 治力を発揮し、多少の犠牲を払っても国を守ろうとするのは女性たちで、どんな大義名分があっても犠牲は許されないと考えるのは男であるチャグム。この価値 観の対立と男女の違いを重ねて考えるのは間違っていると著者は考えているのかもしれない。
チャグムと一体となって働くシュガがまたいい。チャグムがシュガにかける言葉がまた泣かせる。
「守り人」と「旅」が織りなすドラマは先の展開が楽しみなのだな。

虚空の旅人 (新潮文庫 う 18-5)
上橋 菜穂子

虚空の旅人 (新潮文庫 う 18-5)
夢の守り人 (新潮文庫 う 18-4) 闇の守り人 (新潮文庫 う 18-3) 向日葵の咲かない夏 (新潮文庫 み 40-1) フリーランチの時代 (ハヤカワ文庫 JA オ 6-8) 枯れ蔵 (創元推理文庫 (Mな2-2))
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読了:孤高のメス

肝移植を軸に、天才的な手技を持つ外科医と保守的な大学、地方病院の問題点を描いた作品。と言えば社会派作品という側面が強くなってしまう。そういう問題 提起ももちろん大きな部分を占めるのだが、この作品の魅力はやはり主人公当麻鉄彦が行う手術の場面だろう。外科医というのはまず手技に秀でていなければな らず、論文の評価だけで地位が決まるシステムは意味がないだけでなく、有害であると訴える。
医者ではない一般人から見ると手術は怖い。きちんと治 療の内容を説明しない医者も居たりしてあまり手術がどのように行われているのか知る機会は少ない。僕はこの一年あまりの間に自分や身内の手術の経験から知 ることによる安心感というのがあるのだということを実感して、自分や身内の受ける治療について勉強するようになった。
そういう関心の中で興味をもった小説だったが、読み始めたら面白くて5日で6冊一気に読んでしまった。
最初はビジネスジャンプに連載されていた劇画「メスよ輝け!」で、この小説はそれをノベライズしたものだ。コミックのほうも読んでみたい気がするが、小説を先に読んでしまうと自分の持つイメージと違和感が出てしまうことが多いのが難点だ。
手塚治虫のブラックジャックが好きな人は文句なく楽しめる小説だと思う。

孤高のメス 第1巻―外科医当麻鉄彦 (1) (幻冬舎文庫 お 25-1)
大鐘 稔彦

孤高のメス 第1巻―外科医当麻鉄彦 (1) (幻冬舎文庫 お 25-1)
孤高のメス 第2巻―外科医当麻鉄彦 (2) (幻冬舎文庫 お 25-2) 孤高のメス 第3巻―外科医当麻鉄彦 (3) (幻冬舎文庫 お 25-3) 孤高のメス―外科医当麻鉄彦 (第4巻) (幻冬舎文庫 (お-25-4)) 孤高のメス 第5巻―外科医当麻鉄彦 (5) (幻冬舎文庫 お 25-5) 孤高のメス 第6巻―外科医当麻鉄彦 (6) (幻冬舎文庫 お 25-6)
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