本の情報
どんなことが書いてあるのか?
- ゲームはなぜ楽しいか
- スコアを付けて成長を管理する
- 選択すればフィールドも決まる
- 勝利の方程式
- 勝てる組織をつくる
- さあ、ゲームを始めよう
読んでどんなことを考えたか?
読んだ本は「闘う組織」。上記の本の情報は「スコアをつければ組織は動く」。要するに焼き直した本らしい。
仕事をゲームにする。まず正確に測定する方法を考え、目標を明確にし、ルールを決め、スコアをきちんと付けて評価する。そういう組織を作るとうまくいくよ。と言うことが書いてある。わかりやすい。
僕は豊臣秀吉の清州城の塀の修理の話を思い出した。あの一晩で直してしまった有名な話である。
こういうことを考える人が昔からいるのに、今の会社の評価システムというのはあまり効果的に機能していないところが多いようである。残念ながらこの本には効果的に機能していない評価システムについての分析はない。分析はないがうまくいかない例は書いてある。
こんな風にスコアカードを作るといいとか、評価はこうやるといったような具体的なことも書かれている。
読みやすいが、いろんな例えがアメフトを基準に書いてあって、アメフトがよくわからない人にはピンとこないかもしれない。わかっていれば読みやすいし、すいすい読めてしまうんだけど。
組織づくりが必要になったときには参考にしたいと思う。
面白かった?
まあまあかな。今の僕には組織づくりは興味が無いのでさらっと読んだという感じだけど、まあ頭に入れておいても悪くないなというところかな。
まとめ
効率的に動く組織を作りたいと思ったら、いろんなことを透明にしなきゃだめだよと言っていると思う。ニッポンの既存の組織にはちょっと難しいかもな。