学び 日々

読了:本なんて読まなくたっていいのだけれど、読んでみるのもいい。

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本の情報

どんなことが書いてあるのか?

  • 僕とほんの話 part1
  • 作り手の視線
  • 旅先にて
  • 日々のあれこれ
  • I♥Football
  • 生きているということ
  • 僕と本の話 part2
  • 初出
  • あとがき
  • ブックリスト

読んでどんなことを考えたか?

著者は本棚を作る仕事をしている。本棚を作るといっても、板を切って組み立てる方じゃなくて、本棚の中に置く本を選んで、並べる仕事だ。その場や人のことを考え、どうやったら読んでもらえるのかを考え、本を並べる。手にとって本を読んでみた人の意見を聴く。そしてまた新しい本を並べる。

富山の薬売りのように、トランクにたくさんの本を詰め込んで歩く。究極的には本を読んでもらうのが仕事だ。

こういう仕事ができるということは、それだけたくさんの本を読んで、しかもそれを覚えているということで、これはなかなかできることではないと思う。

僕は本を読むのが大好きだが、最近はたくさん読むことにこだわりすぎて、少しばかりぞんざいな読み方になっているような気がする。そういう読み方をすると、読んだつもりでも頭に残らない。これは残念な読み方だ。

必要に迫られて読む読書というのもある。これは意外と頭に入る。それよりも面白いのは何かに迫られて読むから、意外な本を知ることができることである。本なんか好きなものを読めばいいようなものだが、それだと自分の好みに偏ってしまうのである。書店に行って少し気をつけて歩いてみると自分の見ない本棚がずいぶんあることに気づく。そう。小さな書店であっても、そこにあるすべての本を読み尽くすことは不可能なのだ。本好きを自認するなら、せめて本のジャンルくらいは押さえておいて、ジャンルごとに何冊かは読んだことがあるというのが望ましいと僕は思う。

幸いなことにこの本で紹介される本は僕の知らない本ばかりだ。この本一冊でずいぶん読書の幅を広げることができるような気がする。

惜しむらくは、紹介されている本の魅力があまり伝わってこないことだ。それは僕に本に関する知識が足りないこともあるだろうし、著者がもともと本を紹介しようと思って書いたエッセイではないということがあるのかもしれない。

まあ、とにかく、本を読まなくてもいいけど、読んでもいいよねというスタンスで読書を勧めている本だから、それくらい力が抜けている方がいいのかもしれない。

最後のブックリスト、僕の読んでみたい本に入れようと思う。ただし、それだけでもすでに膨大だ。その前に読まなければならないと思って実際に積んである本がすでに20冊以上あり、ウィッシュリストには100冊以上の本がある。なんとかして速く本を読まなければならない。僕の今の最大の課題はその一点にある。

読書を極めるのは何しろ大変なことなのである。

面白かった?

面白かった。ある話題に関して、この本があるよと紹介できるというのは楽しいだろう。僕もそういう風になりたい。

まとめ

「読書」と気張って本を読むのもいいけれど、もう少し肩の力を抜いて、本を読もう。それが息を吸って吐くように本を読めるようになるための道なのだということを僕は読み取ったけど、著者の意図とは全く違うかもしれない。

ほんの達人になるとそんなことができてしまうということかな。

ちょっと変わったブックガイドである。







書いた人

nyao

nyao

本を読むのが大好きです。積読本が多数。システムエンジニア経験あり。プログラミング言語はRubyが好きだけどPHPとJavaばかり書いている。最近はJavaScriptも好きになってきた。クラウド使ったお仕事募集中。

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