本の情報
どんなことが書いてあるのか?
- セールスライティングを学ぶこととは
- セールスライティングを学ぶためのマインドセット
- お客さんの行動心理とは
- ダイレクト・レスポンス・マーケティングの基礎知識
- セールスコピーを書くために必要なこと
- リサーチで書くべきことを明確にする
- ビッグアイデアを考える
- ヘッドラインの作り方
- オープニングを考える
- ブレットの書き方
- 証拠で信頼性を上げる
- 編集をして仕上げよう
読んでどんなことを考えたか?
僕はライティングを仕事にしようと考えたことはなかった。だけど、自分でビジネスを始めようとすると、セールスライティングは必須だと言うことに気づいた。とくにウェブを使う場合には、セールスコピーが大きく物を言うと思うからだ。
実際、いろんなビジネスサイトを訪れてみると、きちんと自分のビジネスを定義し、アピールしていることがわかる。説得力のあるサイトがたくさんある。自分が必要としているモノやサービスを提供しているサイトで上手に書かれているサイトは印象もいいし、ここで買ってみようという気になる。
それで試しにこの本を買ってみたのだが、中身の濃さにちょっと驚いた。なんとなくこの本をきっかけにセールスライティング講座に引っ張ろうという感じの本かと思っていたからである(ダイレクト出版の定番の方法だ)。
たぶん講座の案内はあったと思う。でも僕はその前にこの本を読みきれていなかった。それでダイレクトメールは全く無視してしまったのだが、きっちり読んでみるとこの本でも十分な知識が得られることがわかった。
例えば、お金をもらうことへの罪悪感についてとか、報酬をどう決めたらいいかとか、まさに今僕が悩んでいることに答えてくれているし、マーケティングの基礎についてもきっちり書かれている。それからセールスコピーを書くための準備、オファーについて、セールスコピーの中身の書き方がきちんと書いてある。その上最終的に確認すべきことまで網羅している。
あとは僕自身のビッグアイデアを考えて自分のサイトを作り変えればいい。まあ、それが大変ではあるのだが、この本を読んでいるうちにいくつかのアイデアが湧いてきた。たぶんこの本を横に置きながら自分のウェブサイトのプランニングができると思う。
それほどに中身が濃い。しかも読みやすい。これはオススメである。これからウェブを使ってビジネスを始めようと考えている人は是非読んでみてほしい。
ちなみにフォトリーディング5冊目の本である。
面白かった?
面白かった。とくにブレットというベネフィットを紹介する文章の書き方の例がたくさんあって使えそうだった。商品を売るための文章を書くのが楽しくなりそうだ。というか、この本はそのための本だったな。
まとめ
自分でビジネスを始めるというのは簡単なことではない。しかし不可能ではない。こういう自分の経験を本に書いている人がたくさんいて、そこから学ぶことができるからだ。しかも今は実行しながら勉強していくことができる時代である。よし、チャレンジしてみようという気にさせる本は良い。この本はそういう意味で間違いなく良書だ。