本の情報
どんなことが書いてあるのか?
- 時間についての真実
- 5つの許し
- 次のステップ
読んでどんなことを考えたか?
時間は誰にも等しく一日24時間。それを有効に使うためには何をするべきなのか?
これはビジネスに携わる者にとって永遠の課題ではないだろうか。たぶんビジネスパーソンなら多かれ少なかれ時間管理ということを考え、やっているのではないかと思う。
しかし、この本では「時間をマネジメントしたり、コントロールすることはできない」と明確に記述している。まあこれはよく考えれば当たり前のことだ。やるべきなのはセルフコントロールなのである。
そして、セルフコントロールの達人は、時間をマルチプライすると説いていく。そのためには感情の壁を壊す、マネジメントする必要があるという。それが「5つの許し」だ。
まず、削る=無視することを許すこと、自動化のための投資を許すこと、人に任せる=不完全を許すこと、先延ばしする=未完成を許すこと、そして、集中する=守ることを許す。ということだ。これらをやることによって、自分の時間を何倍にもする効果がある。
時間を作るためにやれることを考える。そうしなければいつまで経っても忙しい自分から逃れることは出来ない。それは新しいステージに自分を持ち上げることも妨げてしまう。
今、自分がやっていることは自己満足に過ぎないのではないか?もう一歩考えれば自分の手から離すことができるのではないか?そういうことを考え続けろとこの本は言っている。
時間に投資する。こう明確に意識することで変わることがある。最近読んだ本ではとても心にぐっと来た本である。
フォトリーディング9冊目。
面白かった?
面白かった。時間に関するマインドロックを解く鍵がしっかりと書かれている。いつも時間がないと言っている人にはまっさきに読んでもらいたい本。
まとめ
「時間を増やす」。どうやって?と一瞬思うが、この本に書いてあることは実行可能なことばかりである。しかしそのためには心理的な抵抗がある。それをきちんと見つめて、考え方を変える。そうれば時間は増やすことができる。必読書。