著者になりたい人をあれこれサポートする読書と編集のにゃおです。
今日読んだ本の紹介です。
本の情報
どんなことが書いてあるのか?
- ブランドの真実
- ブランドの進化
- ブランドとマーケティング
- ブランドに物語を与える
- ブランドを構築する
読んでどんなことを考えたか?
ブランドを作るのに、大きな企業は莫大な広告予算を使っている。よくあるイメージ広告はそういうものだ。それはそれで一つの道だけど、とにかくお金がかかるのだ。小さな企業がやれることではない。まずそこからこの本は始まる。
そして、ダイレクト・マーケティングが来る。クライアントを見つけ出し、ダイレクト・メッセージでコミュニケーションし、買ってもらい、その反応を知る。これがダイレクト・レスポンス。そしてコミュニケーションを改善していく。この改善を繰り返していくことに寄ってダイレクトブランディングを確立する。と、僕は読んだ。
これをうまく回すには、ITの力を借りる必要がある。人の手で出来ないこともないが、繰り返しコミュニケーションを取ることを繰り返すには自動化が不可欠なのだ。そして、スモールビジネスを支えるプラットフォームをビジネスとする人たちも出てきている。ビジネスサイトを作り、顧客を集め、管理し、集金しすることを支援するソフトウエアプラットフォームである。インターネットの時代ならではだ。
この本を最初にざっと読んだ時、そして、今までダイレクト・マーケティングの本を読んだ時、なんとなく顧客にとってうるさそうな方法だなと思った。まさに、これらを実践しているのがこの本を出している「ダイレクト出版」なのだが、僕は彼らが送ってくるダイレクト・メールをことごとく読まずに捨てているのだ。送ってくる本は読んでいるが、さらにビジネスを広げようとするダイレクト・メールはうるさい存在だ。これは本当にうまくいくんだろうか?
日本人にはもうすこし静かなマーケティングが必要なのではないだろうか?
たぶんそうなのだろう。彼らはやりすぎているのだ。
ただ、スモールビジネスを立ち上げるためにはそれくらいの努力が必要だということは学ぶことが出来た。問題はいかに自分のビジネスと、自分のクライアントに合ったマーケティングを作っていくか?ということになる。
このダイレクトXXが好みではないのは僕だけかもしれない。実際に同じようなやり方でビジネスを軌道に載せた人もいるのだろう。そしてなりふりかまっているようではビジネスはうまくいかないというのも真実かもしれない。
というところで考え込んでしまうのが今の僕のステージだ。
この本はフォトリーディングで読んだ。13冊目。順調に冊数を伸ばしている。
面白かった?
スモールビジネスを立ち上げる方法論としてはダイレクトマーケティングを使った方法は優れていると思う。きちんと理解して実行すればうまくいくと思える。しかしもう少しマイルドにならないか?そこはこれから僕が考えなければならないことだろう。
まとめ
この本はブランディングの話だが、基礎にはダイレクト・マーケティングがある。その一連の手法を理解してから読むといいだろう。どうしてもダイレクト出版とつながってしまうというちょっとしたリスクはあるかな。