著者になりたい人をITの基本からサポートする読書と編集のにゃおです。
今更何を言っておるかとガルパンおじさんに叱られそうだけど、面白かったのでちょっと書いておく。
いつものようにテレビはつまらなかった
うちはだいたい朝の食事時とか夕食時くらいしかテレビをつけないのだが、朝はZIPしか見ないからいいとして、夕食時は観るものがなくてつまらんなあとぼやくことが多くなっている。まあね、年齢とか世代とかそういう物があるんだろうとも思うんだけど、テレビつまらなすぎるだろ!
そんなわけで、NETFLIXとか、Amazon prime videoとか、なんかないかなあと探して見たりすることが度々ある。
まあいろいろあるけど、シャーロックとかね、ERとかね、まあそういうのは観るよね。
昨日もやっぱりテレビはつまらなかったわけさ。
なぜかガルパンを思い出した
僕はオタク度は高い方ではないと思うんだけど、最近若い人の影響を受けたりして、マクロスを見始めたりしている。マクロスの話をしてくれた若い人はもちろんマクロスΔの話をしているんだけど、僕はとりあえず最初の作品から見たいと思って、話してくれた若い人が見ていない古い作品を見たりし始めている。40回位あるのでなかなか見終わらないんだけどね。
まあ、それはそれとして、昨日はなぜかガルパンを思い出して、長女とガルパンでも観るかということになったのだ。
で、Google Homeに「OK, Google NETFLIX でガールズ&パンツアーを観たい」と丁寧に言ったら、放送版の最初からちゃんと始まった。あとで試したら、「OK Google ガルパンが観たい」で通じることがわかって、きちんと定着していることが確認できて脅威を感じた。
あまり語ると危険だが
この作品は「ガルパンはいいぞ」でググると分かる通り、下手をするとオタク界の人々から集中砲火を浴びかねないものなので入門オタクである僕には語ることが難しいのだが、結論から言ってすごく面白かった。
女子高生と戦車(それもミリオタの高度な専門性)を組み合わせるというどう考えても妄想を暴走させました的作品であるにもかかわらず、女性ファンを多く獲得し、部隊となる大洗は聖地化し、今や総火演を見に行く女性ファンまで続出することとなってしまったというオタク趣味ここに極まれりと言っていい作品なのである。
観てみると、戦車はいかにもオタク要素満載なのだが、伝統の「戦車道(せんしゃどう)」で闘う女子高生たちが美少女戦士的な側面を持っていることに気づく。セーラームーンとかプリキュアとかで育った女子が戦車道に憧れてしまうのもむべなるかなというところなのである。
回を重ねるごとに、戦車道の基本から戦略まで徐々に学ぶことになり、そのまま戦車にハマって10式戦車のことを普通に「ヒトマル式戦車」と呼ぶ立派な戦車道女子が生まれることになるようなのである。
成長物語の基本形
なぜか戦車を使うという前提に疑義を挟んではいけないので、それはあたりあえのものとしてストーリーを紐解けば、いろいろな背景を持つ高校生(ただし女子のみ)の成長物語である。戦車を扱う以上、国際試合(厳密にはそうではないらしいが)は避けられないのだが、それはもちろん戦争ではないし、負傷と言えば戦車の中はおしりが痛いという程度である。戦いが終わるとお互いを称え合ってよき友人となる。このへんはポケモン的世界観がきちんと生きている。
夕食を始めるころに観始めたが、結局最後の回まで全部観てしまった。突っ込みどころは満載なのだが、なぜか出てくる戦車を調べたくなってしまうが、ネットには情報が豊富にあるので困らない。いつの間にか戦車道にハマってしまうという罠が待っているぞ。
楽しいので、未だに観たことがないという人にはオススメする。