著者になりたい人をITの基本からサポートする読書と編集のにゃおです。
昨日、フォトリーディング読書会に参加した時に感じたことを書いてみます。
フォトリーディングとは
まあ、まずはフォトリーディングを日本に持ち込んだ神田昌典さんのサイトをごらんください。
僕は前から興味があって、この本を読んだりしていました。
読書量が多い人なら一度は手にとって見たことのある本ではないかと思います。ただ、この本を読んでもフォトリーディングってどんなものかよくわからないんです。自分でやってみてもそれが正しいかどうかよくわからないし、実際、フォトリーディングってできている実感を得られるまでにそこそこ時間がかかっちゃうんです。
なんとか身につけたいと思って、今年は東京までフォトリーディングを習いに行きました。これは正解でした。実際にフォトリーディングを実践している人の話を直接聞くのは説得力がまるで違うし、フォトリーディングにはその後ろに「ホールマインドシステム」という言葉がつくのですが、大事なのはそっちということがとても良くわかる。そしてなにより自分が習ったとおりにやってみていることに間違いがないことをその場で確認できて自信がつく。講座の主眼はメンタルブロックを外すということなのです。
とはいえ、フォトリーディングがきちんと身につくまでは普通の読み方に戻ってしまいがちなんです。速く読めるようにはなります。だからそこで満足してしまって、本来のフォトリーディングまでたどり着かないし、もちろんホールマインドシステムが身につくこともありません。
そんなわけで、フォトリーディングを習った同期でFaceBookグループを作って講座を終えた後も情報交換をしています。
その中でも特に真面目に取り組んでいる人がオンラインで読書会をやってみようと言い出したのでした。一回目は用事があって参加できなかったのだけれど、昨日の2回目は参加できました。
オンラインフォトリーディング読書会
こんな感じ。
- Zoomで集まる
- 参加者間で簡単な自己紹介をして読む本を紹介する
- 20分フォトリーディングタイム
- 各自どんな本だったか話す
- 読書会の感想や情報交換をする。
これでだいたい1時間。
フォトリーディングは予習とか、活性化とかやることがあるんだけど、それは事前にやったり、事後にやったりします。でも、うまくいくとこの1時間で1冊読み切ることができちゃいます。
僕は昨日、読書会が始まる前に予習をしました。表紙とか帯とか目次をざっと読んだり、パラパラっと本をめくってみたりするのです。読みには入りません。
20分のフォトリーディングタイムはひたすら頭の後ろにりんごを思い浮かべて、心に「リラ~ックス」を繰り返しながら、ソフトフォーカスで本のページをめくっていきます。15分ほどでそれを終えて、残り5分で気になったところをちょこちょこ開いて少し詳しく読んだりします。
これで本の内容はほぼ話せてしまいました。
もちろん本の中身をすべて覚えているわけではありません。ただ、印象はくっきり残っていて、あとでこの辺にこんな事が書いてあったはず。と思い出して本を開くことができそうな感覚です。
これで本当に読めているのか?と疑問に思う方も多いと思います。が、読めている。と僕は信じています。実はこれが大事なポイントで、読めているんだろうか?と疑問を持っているとそれがメンタルブロックになってしまうのです。
フォトリーディングの難しさはこのメンタルブロックを解くということで、そのためには講座を受けてみるのが一番の近道になると思います。
そして、講座で教わったことを忘れないようにするために、同期の仲間で読書会をするというのはなかなかいい。とにかくこの1時間で1冊読み切ってみようとチャレンジするのです。なかなか楽しいですよ。
今日の読書
昨日の読書会で読み切った本はこれ。メルカリやヤフオクに出ているんじゃないかな。
「一生お金に困らない常連システムの作り方」
ライト兄弟が飛ぶ前にいろいろ試行錯誤して飛ぼうとした人々の話をずっと読んでいる。
江戸の元禄時代に入ってきたところ。
本棚を眺めていたらまだ読んでいなかった本でちょっと気にかかったから読み始めた。なかなか悩み多き本。
今日は電車に乗るので読めるはず。
さて、今日もしっかり読書ができますように。