「小さな王様と約束の国」、一周目が終わった。190日もかけてしまった。
このゲーム、後半に向かってどんどんバランスが崩れる。冒険者の人数とか報酬の頭打ちが早いわりに、アイテムへの投資はどんどんできてアイテム価格が意味もなく高くなったり、一応のラスボスよりもレベルの高いモンスターのいるダンジョンがやたらとあったり。
そんなわけでラスボスに行く前にダンジョンのクリアを一生懸命やっていたら190日になってしまったというわけだ。実はそんなに頑張らなくてもクリアできてしまうのだけど。
あと、むむむと思ったのがラスボス「ダークロード」との戦い。このゲームはダンジョンで戦うのは王様がおふれで集める冒険者で戦っているところは一切表示されない。王様は翌日の「報告書」で戦いぶりを知るだけだ。王様には街を作ったり人々と話したりと結構忙しい仕事があるから、退屈な雑魚との戦いを強いられなくていい面もあるんだけど、ダークロードとの戦いも同じ方式で、違うのは画面の下に敵のHPゲージが表示されるくらい。この段階になると街でやることと言えばほこらに行って祈るくらいになっているので、ぜんぜんやることがない。人々と話すと貯まる「幸せゲージ」もわりと早いうちにレベルアップが止まってしまうので本当にやることがなくなってしまうのだ。要するにボーっと一日過ごして冒険者が戦っている様子をHPゲージだけで知るという恐ろしくシンプルな状況に置かれてしまうのである。
街に建てていく建物も、それぞれ上限があって、すぐに建て終わってしまうから、後半のほうは建物を壊して別の場所に移して街を使いやすくするとか、そういうことしかできないのだな。しかもそれが具体的になにかのメリットを生むようにも見えないのが残念。
まあ、それでもRPGにすぐに飽きてしまう僕でも結構楽しめた。もっといろいろ突き詰められそうな要素もたくさんあるし、今月末に追加のコンテンツも出るようだし、設定を引き継いで二周目をやってみようかと思っている。
でもあれだね。ネットワークでコンテンツを追加してゲームを拡張していけるというのはなかなかいい。追加コンテンツが数百円だとつい払ってしまうからね。。。
いい鴨になっているかもしれん(笑)。