北海道新聞 経済
新生「一太郎」2月発売 類語や文章作成支援を強化 2003/12/04 09:30
ソフトウエア大手のジャストシステム(徳島市)は3日、パソコン用ワープロソフトの新製品「一太郎2004」を来年2月6日に発売すると発表した。
類語や言い換え表現を多数示す「連想変換」や考えを整理しつつ文章を書ける「アウトラインスタイル」など「考えるため」の新機能を搭載、より豊かな文章表現を手助けするのが特徴。ライバル、マイクロソフトのワープロソフト「ワード」との互換性も大幅に向上させた。
国産ソフトウエアの代表だから頑張って欲しいとは思うけれど、MSのOfficeシリーズに対抗するのは正直言って難しいと思う。ワープロではなく、思考支援ツールとしての側面をもっと協力に打ち出して異なるジャンルのソフトウエアだと感じさせる必要がある。ATOKが比較的成功していることを考えると、徹底的にテキストにこだわればなにか違う道が開けるのではないか、そんな気がするのだ。
もう「一太郎」ブランドにこだわっても仕方がないのではないかなあ。