北海道新聞 社会
消火作業後押し 破壊工作車導入 旭川市消防本部 【写真】 2003/12/17 03:00
【旭川】旭川市消防本部は十六日、消防隊員が近づきにくい火災現場などで消火作業ができる破壊工作車の運用を始めた。昨年五月、同本部の消防隊員がビル火災の消火中に殉職した事故を教訓に導入した。同本部によると、破壊工作車の導入は道内初、全国でも三番目という。
「破壊工作」なんていいうと物騒なイメージだけれど、火災の効果的な消火には邪魔になるモノの除去が必要な場合がある。それを効果的に行うための消防車両なんだね。
江戸の火消しは基本的に破壊による延焼食い止めが主流だったらしい。その流れを汲む消防車といえないこともないね。