NTTデータは30日、報道関係者向けに無線ICタグ(RFID)に関するセミナーを開催し、2003年9月に丸紅やスーパーのマルエツらと共同で開始した実証実験の手応えについて語った。食品流通分野におけるRFIDの利用事例として、物流の効率化やトレーサビリティの確立などとともに期待されているレジにおける商品の一括精算だが、現行のRFID用周波数を使ったタグでは実用化までにはさらなる技術検証が必要になりそうだ。
そういえば食品にはアルミパック系のパッケージが多いな。光で油脂が劣化するのを防ぐ目的があるんだろうけどね。電波を使うRFIDにとっては致命的なパッケージといえるかもしれないな。
ただ、一括精算は業者にとっても一般消費者にとってもメリットのある技術だから、問題は少しずつ解決されていくだろう。アルミパックに変わるパッケージも開発されていくかもしれない。
数年後にはレジの精算はカゴを置くだけってことになるかな?