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MS、Linux対抗の比較広告

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asahi.com : 経済
マイクロソフト、リナックスに対抗して異例の比較広告

 パソコンなどを制御する基本ソフト(OS)で圧倒的なシェアを持つウィンドウズを開発・販売する米マイクロソフトは9日、対抗馬として急成長するリナックスより、導入時やその後のコストを見るとウィンドウズの方が優れている、とする「比較広告」を始めた。異例のキャンペーンで、このところ高まっている「リナックス人気」に歯止めをかける狙いだ。

ふーん。面白そうだなあ。「事実を語る」キャンペーンか。どんな説得をするのか興味があるな。
それだけ脅威を感じているってことなんだろうけど、コストの面で見たらたぶんどっちもどっちだよ。OSだけで会社が儲かるわけじゃなし。どうやってビジネスを構築するを問題にしたらOSなんぞほんの一部でしかないからねえ。
で、ちょっとだけ考えたことを書いてみる。


パーソナルではどうかっていうと、やっぱりWindowsだと思う。なんだかんだ言っても使い慣れちゃったし、道具(ソフトウエア)の揃い方も断然多いからね。Linuxで同じことをしようと思うと素人にはすごく大変だからなあ。
全部MSが仕切っているってところが気に入らないのは確かなんだけどね。でも一番手っ取り早い。
問題はエンタープライズ分野。Windowsってやっぱりパーソナル用のOSから抜けきってないところがある。たとえばサーバとして利用しようとしたら、余計な機能がたくさんあって、それがバグとかセキュリティーホールを生んで、だから年中アップデートで苦しんで。。。という悪循環になる。Linuxだってアップデートは必要だけど、使わない機能は入れないから気にしなくていいのだ。
結局のところ、WindowsよりLinuxがいいって言う人は、コストがどうこうという話ではなくて、システムの全てを掌握したいという欲求がある人なんだと思う。システムの要素は取捨選択できるほうがいいと思っているわけだね。
マイクロソフトはそういう欲求に対していろんな障壁を用意しているから嫌われているわけだ。
今回のマイクロソフトの語る「事実」は、当然のことだけどマイクロソフトのビジネスに都合のいい「事実」で、まあそれはシステムの中身よりも儲けに興味のある経営者には都合のいい「事実」と重なっているに違いない。
でもねえ、世の中そういう人ばかりじゃない。コストだ利益だって言ってITバブル作ってコケた事例をアメリカに見たら、ん?ちょっと待てよって思う人も多いだろう。それに、自分たちのビジネスの重要な要素を他の会社に押さえられるのを嫌う人は多い。そのへんを上手く説得できるキャンペーンになっているのかな?
ホントは嫌いだけど多数派の便利さからWindowsを使っているって人はずいぶん多い。そういう人たちはすでにコスト面での有利さを織り込んじゃってるんだから、いまさらそんなことを広告で説得したってしょうがないような気がするのだ。
というわけで、しょうがないからWindowsっていう状況を変えるためには今回の「事実を語る」キャンペーンじゃ無理だと思うってのが僕の今日の結論。
うーむとうなるようなキャンペーンになっていたら、すぐに意見が変わっちゃうかもしれないけどね。







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nyao

nyao

本を読むのが大好きです。積読本が多数。システムエンジニア経験あり。プログラミング言語はRubyが好きだけどPHPとJavaばかり書いている。最近はJavaScriptも好きになってきた。クラウド使ったお仕事募集中。

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