思念波

若者はバカでもいい。だけど政治家にはもっと利口になって欲しい。

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SAPPORO Today: バカだっていいじゃないか。を読んで考えたこと。

バックパック背負ってウロウロしてるバカなんて世界中どこにでもいて、それをバカな観光客だと見逃してくれる国がたくさんある。どこの国も、本来はそうあるべきだと思う。
それに、危険を理解できずにイラクに行く若者より、自爆テロをする若者の方が、比べ物にならないほどバカだよ。

若い人が命を落とすのは本当に残念。
無謀な冒険については、そういうバカもいるなっていう目でもう少し冷静に見てもよいと思う。危ないところに行って危ない目にあうのは仕方ないのだから。国内で安全なところにいて自分は何もしないヤジウマが騒ぐのが一番醜い。


自爆テロを選択してしまう若者はとんでもないバカ者だけれど、そこに向かわせているモノに僕は怒りを感じる。
かつてのニッポンにもそういう若者を育てた時期があったわけで、他人事ではないのだ。
現代の日本人は宗教に対して必要以上に無知だから、下手をすればまた同じ轍を踏まないとは言いきれない。見たくないものは見ないようにすれば存在しなくなるという日本人の思考原則を利用するものが出てくれば簡単に同じことが起きるだろう。
神社は宗教ではないという人がいるが、戦前にはこの考え方を無制限に拡張、利用して国を破滅に追い込んだのだ。
それほどニッポン人は宗教に対して無知すぎるのに、宗教戦争の真ん中に復興支援に来ましたなんて、とんでもなくマヌケで危険な話だ。まあ、そいういう宗教紛争と無縁だからできることもあるだろうけど、アメリカとくっついていちゃそういう立場も生かせるわけがない。
「ニッポンは天皇という現人神をもつ神の国」と「ニッポンは平和憲法を持つ平和の国」。この二つはニッポン人の思考の根本でほぼ同じと言っていい。こういう発想で確固とした戦略なしに自衛隊という軍隊を派遣したニッポン人。実はかなり危険なところに来ているのではないかと思う。
僕には危険を理解できずに自分探しをして自滅した若者の姿は、進む方向を見つけられずに漂うニッポン人の姿を現しているように思える。そんなニッポン人の大半に、彼を批判する権利などない。
若者の無謀は時として悲劇を生むことがあるけれど、それは前に進もうとする時につきもののリスクでもある。しかし、政治家が同じような行動をとろうとするとき、そのリスクは国を滅ぼすことだ。
いささか悲観的に過ぎるかもしれないが、今回のイラクでの拉致殺害事件はそんなニッポンの将来への危機感を感じる事件だった。







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nyao

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