黒澤映画の名作「七人の侍」のDVDを借りてきた。前から見てみたかったんだけど、よくレンタルしていたお店は邦画DVDの品揃えがよくなくて置いていなかった。こっちのエントリに書いたように、おサイフケータイを利用してみたくてGEOの会員になって、なんとなくお店の中をぶらぶら見ていたら黒澤作品がわりとそろっていてうれしくなって「雨あがる」と一緒に借りてきたのだ。
で、聴き取り難い音声に苦労しながら見始めたらやっぱりなかなか面白い。世界中のたくさんの映画監督が影響されたのはやはり人間描写のすばらしさなのだろう。娯楽が先にたつ映画の世界に地味な人々を主人公にして自分の世界観、人間観を表現し、それでいて娯楽という線もはずさず面白さを失わないところが評価されているのではないかと思った。
といいながら実は二枚組みの1枚目しか見ていない。2枚目をこれから見ようと思っている。
上映の真ん中に「休憩」という時間がある映画を見たのはインド映画の「踊るマハラジャ」以来だ。映画が娯楽の王様だった時代がしっかり日本にもあったのだなあ。なんだかほのぼのとうれしくなった。
七人の侍
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