音楽

高速道路の星

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「俺の車にゃ誰も乗れぬ命がけのレース」
って、知ってる人は知ってるよね。王様のやつ。今たまたまiTunesから出てきたんだ。この歌。
「こりゃパワーもあるしタイヤも太いし全部ある」
ってのに吹き出してしまった。「全部ある」ってのがいいなあ。意味わかんなくて。直訳の面白さだけどね。
だけど、なんとなくカッコいいなと思って聴いていたHIGHWAY STARとか、SMOKE ON THE WATERって、結構たわいのない歌詞なんだなあ。
「こーじょおのけむううりー 火の粉がパチパチ」
だって、レコードつくりに行ったら火事にまきこまれて大変で、それが辛い思い出だって歌詞なのね。
HIGHWAY STARには思い出がある。中学校の時の同級生がバンドやってて、この辺のコピーをちょこちょこやってたんだ。バンドがブームだったこともあって、文化祭では体育館のステージで演奏することになっていた。
HIGHWAY STARの後半のあたりに早弾きのギターソロがあって、放課後にそこを何度も練習している姿を夕暮れの光といっしょに印象的な記憶として覚えている。
文化祭の演奏の時にはしっかり完成していて、彼はばっちりソロを弾きこなした。カッコよかった。
彼のことをよく覚えているのは、ちょっとだけ三角関係みたいな感じになったことがあったからだ。正確にはもともと彼と彼女が付き合っていたんだけど、僕が彼女と隣り合った席になって、妙に仲良くなってしまったのだった。僕は彼女のことを好きだったけど、彼と彼女は周囲の公認の仲だったから、別に彼女をどうこうしようとは思っていなかった。だけど彼女は僕に誕生日のプレゼントをくれたりして、なんだか妙な感じになってしまった。
その後、彼も彼女も別のクラスになっちゃって、彼女は別の男と付き合うようになり、彼の方は僕が好感をもっていた同じパート(僕は吹奏楽部だった)の後輩の女の子と付き合うようになった。
そのまま卒業になっちゃって、その後のことは知らなかったんだけど、数年後に共通の友達から彼が自殺したって話を聞いた。その友達はもう自分の車を持っていたから、彼が大学生の頃だ。僕たちは友達の車を走らせながら夜遅くまでいろんな思い出を話した。
この話はそれだけだ。
音楽って色んなことを思い起こさせるものだな。
そういえば、僕が好きになった女の子って、たいていメガネをかけていたっけ。僕はメガネっ娘に弱いらしいな。







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nyao

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