思念波

嘘の世界

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jakarta strutsのFAQを見ていたら、すごく気に入ったフレーズを見つけた。

私たちは、カレンダーを見ることにより、ソフトウェアの質を危険にさらしません (そして、即座に提供するか否かをきめます)。リリース準備完了というのは、その準備が出来たときにはじめていえるのです。
素っ気無く聞こえるかもしれません。しかし、それが真実です。プロダクトの質と最先端のソフトウェアを提供する事は、だれもが予測(訳者:原文は多分スペルミスprognasticate→prognosticate)できる事ではありません。もし、誰かが挑戦するというなら、彼らは嘘を言っています。私たちはしません 🙂

そう。僕はいつも嘘を言ってる。なぜかそうしないと商売にならないのだ。
そして納期絶対と品質の狭間でいつも品質を犠牲にしている。技術者である以上、それは本当は耐えられないことなのに。
そうやって自分の中の何かが壊れていく。システムに対する美的感覚が損なわれていく。
これは悲しい現実だと思う。
そうならないためには、このFAQに書いてある通り、「カレンダーを見ることにより、ソフトウエアの品質を犠牲にしない」という強い決意が必要なのだと思う。
カレンダーを見て、顧客と折衝するのはそれを得意とする人がやればいい。そのほうがうまくいくはずなのに、カレンダーと、お金と、顧客要求を見ることと、品質追求を同時にやれと言う人が企業にはたくさんいる。まるで竹槍を持たされて、精神論だけで戦えといわれているみたいな気分になる。
企業の統治論理にはまだまだ精神論が多くて、まるで戦前の亡霊のようだとふと思った。

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nyao

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