読了:陰陽師 夜光杯ノ巻

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ひさしぶりの夢枕獏の陰陽師。僕はこのシリーズが大好きで、新刊が出たら早速買うことにしている。内容はもちろんいいが、このシリーズはいつも装丁がいい。和紙のような風合いに美しい絵。本を持つことの楽しさを感じるのだな。

今回の本の中では、最後の話、「浄蔵恋始末」というのがとてもよかった。思わず涙が出てしまった。

夢枕獏の陰陽師では、必ず晴明と博雅が簀子で庭を見ながら酒を飲む。そこから話がはじまって、いつも、

「ゆこう」
「ゆこう」
そういうことになった。

と、不思議のあるところへ行くことになるのである。
僕はこの杯で酒を飲むというシーンがとても好きだ。いつも酒が飲みたくなる。そして、晴明と博雅のように静かに酒を飲むというのにとても憧れる。
うまい酒を飲みたいなあとしみじみ思うのである。

そういえば、夢枕獏の陰陽師を読んでいるときでも、僕の頭の中の晴明や博雅の姿は岡野玲子のマンガの姿である。あのイメージ、とてもはまっているのだなあ。

いずれにしても今回もいい話がつまっていて、とても楽しめた。

陰陽師 夜光杯ノ巻
夢枕 獏

陰陽師 夜光杯ノ巻
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