思念波

古いパソコンを見ながら未来に思いを馳せる

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暇をもてあましてパソコンを眺めていたら、ふとどれくらい使っているんだろう?と思った。
僕がメインで使っているのは自作機で、夏場に熱暴走したりするので前のパネルをあけてあったりするような年季の入ったものだ。すでに快適と言える処理速度ではないのだが、それでもここ数年のハードウエアの停滞とソフトウエアの肥大で最新の機種を使ってもすごく快適ということはないこともわかっているから、それほど不自由だと思わずに使っている。
実はこのマシンのあとに、家族用とか共用のサーバなどという用途で3台のパソコンを買った。家族は僕のメインマシンよりもいいマシンを使っているし、共用サーバですらそうなのだが、それらに置き換えることなく古いマシンを使い続けているのはひとえにごちゃごちゃと貯まっているデータの移行がめんどうだからだ。それほど重要なデータがあるのかというと実はそんなことはないのだが、前に作ったプログラムやらその実行環境やらが入っていて、そいつらはさっぱり捨てるのは忍びないのである。ま、要するに大事なものをより分けるのが面倒だということで、不精で整理下手なだけなのだが。
で、いつから使っているのかふと考えてみると、最初のOSがWindows2000だったということを思い出した。そうだ。まだWindowsXPが出る前に買ったわけである。確か、WindowsXPの発売はある程度見えていたから、たぶん2000年の暮れか2001年のはじめではないかと思う。考えようによっては20世紀の遺物かもしれない。
すでに2007年も後半なのだから、そろそろ丸7年使っているのだな。かなり長生きのマシンのうちに入るのかもしれない。
その間、OSをWindowsXPにしたり、メモリを増設したり、光学ドライブを取り替えたり、故障したビデオカードを交換したりしたが、さしたる不便もなく今に至っている。
そろそろ新しいマシンが欲しいと思ったことは一度ではないし、今でも欲しいなと思っているのだが、今でも十分使えるマシンだし、古いマシンを処分するのだって大変だから結局そのまま使い続けている。
壊れないしまだまだ使えるからという理由ばかりではない。数年前からどうもパソコンの時代は終わったような気がするというのも使い続けている原因だ。インターネットを中心としたコンピューティングにパソコンは必須ではなくなってきている。ケータイは言うに及ばず、ゲーム機だってWebアクセスができる時代だ。しかもパソコンではブラウザとメーラくらいしかアプリケーションは起動しないときたら、新しいパソコンなんか買う必要はない。OSの新機能にもあまり魅力はないし、インターネットを使うだけならタダでかなり使えるOSが手に入って、それは最新のハードウエアなどいらないことが多いのだ。
子供たちはどうしてもPCのほうが使いやすいと思うとき以外はゲーム機でWebを閲覧している。僕自身もパソコンを立ち上げるのが面倒でケータイを使ったりすることも増えてきた。
そんなこんなで今の古いマシンは相変わらず現役で、さらに寿命を延ばすことになりそうである。
そのぶんケータイはちょこちょこ買い換えているのだが、これもそろそろ打ち止め感が出てきた。たぶんどこでもインターネットアクセスが定額でできる端末が手に入ったらそれで情報機器はおしまいだろう。あっという間にAV機器のようなマニアの世界に入っていく。

情報機器ブームの時代が終わったら、次にくるのはなんだろう?バーチャルの世界が広がることだろうか?色んな意味で今よりシームレスな世界になるのだろうが、そこではコアな才能みたいなものが重要になるに違いない。日本人は職人が好きだから、伝統的な職人仕事ができるのはウケるだろう。農業も良さそうだ。なんとなく一次産業、二次産業がバーチャル化に乗って復権するのではないかとぼんやり考える。
さて、僕自身はどちらへ向かってみようかな。

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本を書きたい人にITの基礎から学んでもらって、Kindleで著者デビューするまでをサポートします。 ITってよくわからないという人のために勉強会をやっています。 「読書と編集」という屋号でお仕事をしています。

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