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Webデザインも既製品を使う時代になる?

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Webサイトは近いうちになくなる--インターネットへのアクセス方法の変化 -CNET Japan

僕が最近思う事は、そろそろwebサイト=ホームページという構図はなくなっていくのだろうなということ。

30年ほど前、コンピュータを使うということは、プログラムを自分で作ることだった。今では信じがたいことかもしれないが、あらゆるプログラムはユーザが目的にあわせて自分で開発していた。
OSや言語が標準化され、プログラムの実行環境が共通化されると、万人が必要とするソフトウエアを開発して流通させるというスタイルになった。有償、無償の差はあれ、アプリケーションソフトウエアは誰かが作ったものを利用するというのが今ではあたりまえで、コンピュータを利用する人の大半は自分でソフトウエアを開発していない。
インターネットが普及して、Webを使うのが当たり前の時代になってすでに十年は経つ。徐々に変化してきたとはいえ、Webページの(狭義の)デザインは未だにユーザ(デザインとか構築を外部委託することはあっても)が自分で好きなように作っている。が、これもすでに当たり前ではなくなってきた。
ブログシステムが一般化し、HTMLとCSSの標準化や、RSSの普及が進んだ結果、Webページの「中身」とデザインは別物の時代が到来した。RSSリーダを使ってみればわかるが、閲覧する側にとってページのデザインは不要になった。最近のmixiでは、お仕着せのページデザインを嫌って、ブラウザ側で自分用のCSSをかぶせて表示するのが流行ったりもしている。
ページの「中身」さえあれば、デザインは閲覧する側が好きなものを選べる時代になったわけだ。きちんとタグ付けされた「中身」さえあればデザインは既製品を選べばよい。センスのあるデザイナーのデザインを買って使うのが普通の時代がくるのかもしれない。
汎用Webブラウザすら、その地位は危うい。使いやすいサービスは専用ブラウザを使うようにかもしれないのだ。すでにあるTwitter用の端末ソフトウエアとかRSSリーダなどと同じようなアプリケーションや、ウィジェットとかガジェットといわれるものがそうだ。これらは情報提供側がデザインを強制できる余地がほとんどない。
「中身」の記述の標準化によって、既存のWebページの作成を想定したビジネスは比較的早く衰退するだろう。
Webがインターネットである時代はそろそろ終わる。インターネット以外の世界と同じように、アプリケーションやデザインは専門家が受け持つことになる。
これはインターネットの成熟の結果といえるだろう。
パソコンと一緒にWebページは消え去る運命なのかもしれない。







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nyao

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本を書きたい人にITの基礎から学んでもらって、Kindleで著者デビューするまでをサポートします。 ITってよくわからないという人のために勉強会をやっています。 「読書と編集」という屋号でお仕事をしています。

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