北大祭で面白かったのが医学展での展示。ブレーン・マシン・インタフェース(BMI)。
Mindflexというのを体験してきた。
アメリカのおもちゃなんだけど、要するに脳波でコントロールするものなのだな。
写真の青い輪の部分には空気が吹き出している部分がある。そこにボールを浮かせてある。吹き出す風は脳波によって変化する。要するに念じるとボールの高さが変わるのだ。
念じることでボールの高さをコントロールして青い輪の上にある障害にボールを通して一周するというゲームだ。
実際にやってみると確かにボールに集中するとボールが高く上がる。すこしぼーっとする感じに力を抜くとボールが下がる。意のままにというわけには行かないが簡単な障害ならなんとかクリアできた。練習すればもっと正確にコントロールできるようになるだろう。
要するにこういうふうに脳から直接の指示でなにかを動かすインタフェースがBMIなのだ。
テレビで本人意思で動作するロボット義肢を見たことがある人もいるかもしれない。
現時点では医学と工学の学際的な領域にあるもののようだが、知能とか記憶に興味がある僕にとってはとても興味の強い領域で、知能や記憶だけじゃなくこういう分野も勉強していきたいと思った。
この玩具も欲しいけど、もう一つほしいなと思ったのがNeuroSky。
頭にヘッドホンのようなセットをつけてPC上に脳から発するいろいろな信号を表示するアプリケーションを動かしていた。美しい波形を眺めていると不思議な気分になる。
なにか考えたり、身体の何処かを動かしたり、音を聞いたりといったような外界の刺激がどんあ波形を創りだすのかを観察していると、これを使ってなにか開発してみたいと思ってしまった。
なんだか想像もできないようなユーザインタフェースができるのではないかとワクワクしてしまうな。