本の「面白南極料理人」をだいぶ前に読んでいて、この映画も見たいと思っていたのだ。極地の基地の中ではみんなどこかぶっ飛んでしまったり精神的にキツくなったりするから、仕事をする仲間というより家族のようになってしまうのだろうな。食べることが楽しみになるから料理人はいつの間にかそんな家族の中心になってしまうのかもしれない。映画の中には何度も大笑いしてしまう場面があった。それはなんとなくしょうがないというか、ちょっとしたことも面白がらないとやっていけないというような極限の状況のおかしさなのだ。本は実際に現地に行った本人が書いたドキュメンタリーみたいなものだから、是非映画を見る前に読んでほしい。そのほうがきっと楽しめるのだ。
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