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8月の読書記録

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今月は哲学した月だったな。わりと重たい本が多かったのでまあこんなものかな。もう少し読みやすい本の数を増やしたいな。

8月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1673ページ
ナイス数:51ナイス

夜と霧 新版夜と霧 新版
極限状態での人間の心の動を心理学者らしく分析的に記述した名著。過去の記憶と未来への目標が生き残るカギとなること、なによりもどんな状況でも人間らしく生きることは可能だということに希望を感じた。何度も読み返したい本だ。
読了日:08月27日 著者:ヴィクトール・E・フランクル


時刻表タイムトラベル (ちくま新書)時刻表タイムトラベル (ちくま新書)
僕は小学一年の頃から時刻表が好きでよく読んでいた。今でも時刻表は大好きなのだ。戦前の時刻表の話を読んだら復刻版の時刻表が欲しくなってきた。この本に出てくる「多層建て列車」というのは僕が十代の頃の北海道にはまだまだ走っていたのを思い出してとても懐かしくなった。あの頃と比べたら今の時刻表はあまり楽しい読み物ではなくなってしまったなあとつくづく思った。
読了日:08月27日 著者:所澤 秀樹


からごころ―日本精神の逆説 (中公叢書)からごころ―日本精神の逆説 (中公叢書)
話し言葉と文字(漢字)をとんでもないやり方で融合した日本人と中国の関係からはじまって、「言葉」を通じてアジア、世界との関係を考えることで日本人の精神の深部を探っている。長い歴史のあらゆる局面で植民地化をきわどく逃れてきた日本人を分析することでさきの戦争による日本人の歴史観の断絶、思考停止を乗り越えることことができる。戦後の自虐史観から脱却する有力なアプローチのひとつではないかと思った。
読了日:08月19日 著者:長谷川 三千子


中国嫁日記 一中国嫁日記 一
ブログのまとめ読み+書き下ろし。幸せが何より。
読了日:08月15日 著者:井上 純一


長谷川三千子の思想相談室長谷川三千子の思想相談室
思想というと、右とか左とかのイデオロギーと混同してしまうのがニッポン人。僕も確かにそういうイメージを持っていた。ここで議論するのはそういう話ではない。最近流行っている「熱血教室」で語られるような内容だ。著者は哲学をする人。「わしズム」という雑誌で三年間続けられた「思想相談室」の内容をまとめたものだ。「考え」の曖昧さや論理的誤りを指摘し、より厳密な「考え」を生み出していく。すると議論の中にキラリと光る言葉が生まれる。この本で僕は哲学的な「批判」というのを学んだ気がする。面白かった。
読了日:08月15日 著者:長谷川 三千子


すらすら読める 正法眼蔵すらすら読める 正法眼蔵
仏教の基本にある「無」は、西洋の哲学が頑なに否定して苦労してきた考え方の様だ。「有」を前提として「無」を否定するとパラドックスに陥る。道元の哲学はこれらを同じモノだと考えてパラドックスに陥らない。日本語の哲学の面白さが正法眼蔵には含まれているらしい。とは言え、内容は難解。何度も読まないと理解の入口に立つのも難しそうだ。
読了日:08月14日 著者:ひろ さちや


日本語の哲学へ (ちくま新書)日本語の哲学へ (ちくま新書)
「考える」ためには言葉が必要である。そしてその時に使う言葉が考える事を縛る。そう考えたときに哲学のために日本語が成しうることは何か。「日本語の哲学」はまだまだ開拓の余地があるというか、入口にさしかかったところなのだということが分った。著者の考えに興味を持ったのでさらに何冊か著作を読んでみることにする。
読了日:08月10日 著者:長谷川 三千子


デフレと超円高 (講談社現代新書)デフレと超円高 (講談社現代新書)
デフレが超円高につながっているとは考えたことがなかった。デフレである限り円高になるとすれば今の状況ではいくら介入しても円高を是正するのは無理だ。だから8/4の介入は追加緩和とセットでやったのだということが理解できたが、緩和規模が小さすぎて効果が限定的であることもまたわかってしまった。政策で信用をなくした日銀をなんとかしないとデフレはおさまらないのだな。。。
読了日:08月06日 著者:岩田 規久男

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nyao

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本を読むのが大好きです。積読本が多数。システムエンジニア経験あり。プログラミング言語はRubyが好きだけどPHPとJavaばかり書いている。最近はJavaScriptも好きになってきた。クラウド使ったお仕事募集中。

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