今学期、放送大学の「色を探究する」という科目を履修している。印刷教材をじわじわと通読中なのだが、結構難しいことが書いてある。
色というのは人間の眼というか脳が感じているものであって、光の波長が違ってもそれに色がついているわけではない。ただある波長の光(の混合)が伝わってくるだけである。
色が見えているということは、その色の波長以外の光が吸収されたりしていて、反射光が目に入らないからなのである。
植物の緑は、緑を構成する波長の光が反射されるからそう見える。というとはその補色となる波長の光を葉緑体が吸収して光合成を行なっているということなのである。分子の結合を解くためには光子で電子を吹き飛ばす必要がある。そして他の原子と化合させてエネルギーのもとになる物質を作る。
光の勉強をしているのにこんなことまで勉強するのである。なかなか広い知識がいる。
ちなみにごく薄い大気のある火星の夕焼けは青いそうである。それは昼間の地球の空が青いのと同じ理屈だそうである。ここはちゃんと理解できていない^^;
放送授業とあわせて印刷教材を読めばもっときちんと理解できるかな?