本の情報
どんなことが書かれているのか
- コーヒーとビールで仕事のパフォマンスをあげられる
- コーヒーとビールは自律神経をコントロールできる
- ただし正しい飲み方がある
- ハイパフォーマンス飲料の変えるにはコツがある
- パフォーマンスの最大化を可能にする「うまい飲みこなし方」を伝える
読んでどんなことを考えたか
僕はコーヒーもビールも大好きである。最近はビールは控えめにしているが、コーヒーは毎日飲んでいる。
しかし、最近、特にアルコールはあまり評判がよくない気がする。実際、僕もある程度歳をとったらアルコールを飲むと翌日が少しダレる。だから飲まない方がいいかなとも思ったりしてしまうのだ。
この本は、タイトルからして僕のためにあるようなものだと思った。何しろ、コーヒーは結構豆にこだわったりするし、ビールは自分で作ったこともあるくらいだ。本当に大好きなのである。
中身はまず「パフォーマンスを下げるコーヒーとビールのイケてない飲み方」から始まる。朝、コーヒーを飲むタイミングは大切なのだ。起き抜けにいきなり飲むのはよくないらしい。会社についた頃に飲むのがちょうどいいという。なぜかは本書にきちんと書かれている。
ビールはお酒を飲む一番目に飲むのがいいらしい。とりあえずビールが理にかなっているという。しかし飲み方によっては太る。ビールは太るというのはつまみに何を食べるかが問題らしい。そのほかに二日酔いにならない飲み方とかちゃんぽんの是非とか色々書いてある。
僕は漫然とビールもコーヒーも飲んでいた。しかしビールとコーヒーを使ってパフォーマンスを上げる方法があることをこの本は示唆している。かなりいろんな例を引いて実際に効果を上げるための方法が示されている。
いちばんなるほどと思ったのは水分補給のことだった。お酒と一緒に水を飲むようにするとアルコールの代謝を助けることになるので体に良いということだ。これからはお酒を飲むときしっかり水を飲むようにしたいと思った。
昼間も喉が乾く前に水を飲むようにすることで疲れと不調を予防することができるらしい。
ただ、水素水の話が出てきたのにはちょっとげんなりした。ひょっとしてこの本全体ポジショントーク?と思ったのである。著者はお医者さんである。ここだけはいただけない。
面白かった?
もちろん面白かった。何しろ大好きなものを基本肯定しているのだから。これからもっとビールとコーヒーを楽しめる。
ただ、何れにしても過ぎたるは及ばざるが如し。飲み過ぎには気をつけようと思った。
まとめ
だいたい1時間くらいで読める手軽な本である。
要するに水をたくさん取りましょうというのが著者の主張だと思う。一日に3リッターが理想だそう。僕もできるだけ水分を取ろうと思っているがさすがに3リッターは飲めていない。ことあるごとに水を飲む習慣をつけたいと思った。