本の情報
どんなことが書かれている?
- 働くことの意味を考え直す
- 定年は延び続ける
- 家庭と仕事の両立はもっと大変になる
- 大組織から個人へのパワーシフト
- 先進国から新興国へのパワーシフト
- ストックからフローへのパワーシフト
- 新しい働き方を考える若者たち
- 「ふたつの人生を生きる」が良い
- お金について考え直す
- 寿命について考え直す
- やりたいことを明確にする。明確になったらそれをやる。
- キャリアに関する5つのシナリオ
- 市場で稼ぐ力をつける
読んでどんなことを考えたか?
僕自身、50歳を機に働き方を変えることを決意した。決意はしたが具体的にどこに向かっていくかが明確にならないという悩みを抱えている。
40代になっても自分の好きなことややりたいことをはっきりと言える人はほとんどいないそうである。そういう人たちが就活の学生に「君のやりたいことは何か」などと面接で聞くという「お前こそ何がしたいんだよ」と聞きたいような状況があるらしい。
やりたいことが明確になったら、とにかくそこに向かって突っ走ろう。というようなことが書いてあった気がする。ホリエモンも同じようなことを言っている。人生の時間は限られているということを真摯に受け止めている人にとっては当たり前のことなのである。
あまり真摯に受け止め切れていない僕はまだ色々迷っている。これではいけない。面白そうだと思ったことはとにかく始めなければ。人生の時計は刻々と進んでしまう。
人生100年時代。自分が100歳まで生きられるかどうかは別にして、生きてしまうかもしれない時代には、少なくとも二つの人生を生きることを考える必要があるという。確かにそうだ。僕の世代だって、60歳で定年退職して人生の路頭に迷う輩は多かろう。早いうちにふたつ目の人生を設計しておくにしくはない。
すでに企業に依存するのはリスクでしかない。それは僕も10年ほど前から感じていた。が、なかなか外に飛び出すのは勇気がいる。勝間和代さんもリスクしかないからさっさと外に出るべきだと言っている。色々あったがやっと僕もその覚悟ができた。
とりあえず食うに困らない程度ならどうにでも稼げる時代だ。最低限の稼ぎを外でして、そのほかに自分の知識や技術で稼げる領域を作っていこうと考えている。いや、考えているだけではダメだ。そういう自分を作る。
外に出て初めて遭遇することはたくさんあるだろう。これは冒険だ。ワクワクする。
面白かった?
面白かった。僕はちょっと出遅れている感があるが、数年だ。なんとかなるだろう。それにしても会社員生活にどっぷりはまっていると色々な情報に疎くなるということを実感する。
今の時代、子供達には自分なりの嗅覚を持ってキャリアを考えろと言うしかない。こう言う本を読んでいるヤツにはなかなか敵わないかもしれないから、きっちり読ませようと思う。
まとめ
社会の変化が早くなっている。日本は先進国ではなくなっている。寄らば大樹の陰は通用しない。自立心がとにかく大事。思いついたらやってみる。失敗したっていい。それは成功への通り道。成功するまでやるヤツが最後に勝つ。