面倒な話
女性が化粧を面倒だというのと同じくらいかどうかはわからないが、それなりに結構面倒なのが髭剃りである。
昔、シェーバーメーカーのブラウンのCMで、通勤途中のサラリーマンを捕まえてヒゲを剃らせ、こんなに深剃りが効くんですよみたいなものがあったが、朝出かける前にヒゲを剃っても通勤の間にのびているだけ。というくらい伸びるのがヒゲなのである。
どうも僕の経験では朝に伸びる率が高いように感じる。だからほとんど家にいる今は昼近くになってから剃るようにしている。だからと言ってあまり出かけるわけでもないからいつでも構わないといえば構わないのだが。
一応毎日剃るのには理由がある。ヒゲがある程度伸びるとかゆみが出るのである。
数年前までヒゲを伸ばしていた時期がある。お札の肖像になりそうな程度に伸ばしてみた。ヒゲは伸びるのが結構早いので二ヶ月もあればそれくらいになる。ヒゲを剃るというかトリミングする回数は断然少なくなるので楽ではあるのだが、しばらくそれで過ごしてみたら、風呂で髪を洗うときにヒゲも洗わなくてはならなくてそれが面倒だった。頭より顎の方が断然洗いにくいのである。シャンプーを使うか石鹸を使うか、リンスはした方がいいかなど考えることも増えてしまった。
そんなわけで結局元のように綺麗に剃ることにしたのだが、そうすると毎日剃らなければならないわけである。
髭の特性
僕は今51歳である。それなりに白髪もある。もちろんヒゲも白くなる。最近は伸ばしていないのでよくわからないが、鏡に映ったヒゲの光具合からすると半分くらいは白いようである。
髭剃りをしていて気づいたことがある。白髭は伸びるのが早い。同じように白髪も伸びるのが早い。そして硬い。もみあげ付近の白髪は横にまっすぐ伸びて倒れない。だからある程度伸びたら切らなければならない。
白髪はなんで硬いのかと調べてみたら、そうではないことがわかった。白髪は黒い色素が入っていないぶん軽いので浮きやすいというのが正解らしい。ふーん。そうなのか。
髭といえば
猫である。猫のヒゲは長いくてピンとしている。ヒトの白髪のように色素がなくてまっすぐ伸びるのだろう。
ねこのひげは大切という話をよく聞く。ヒゲを切っちゃうと猫は動けなくなってしまうそうである。自分の体が安全に通れる場所かどうかをヒゲで検知しているのであろう。実際、ヒゲの根元には神経が発達していて、とても敏感にできているそうである。
この情報はこちらから得た。とてもわかりやすくかつ可愛いサイトである。
人間は手が使えるからヒゲは発達していないのかもしれない。
髭剃り方法について
今はブラウンの安めのシェーバーを使っている。正直あまり深剃りは効かない感じがする。どんなに頑張ってもザラザラ感は取れない。
ブラウンはシェーバーでは有名メーカーだが、国産シェーバーの方が安価で良く剃れるという噂を聞いたことがある。まあありがちなことかもしれない。
僕自身はT字のカミソリを使って剃るのが一番スッキリする。二枚刃の髭剃りを使っている。
ただ、カミソリを使うときにはシェーブガードをつけたり、剃った後に落としたりという手間がかかる。だからよほど気が向いた時以外はブラウンのシェーバーである。
猫はごはんの時ヒゲをどうしているのだろう
なんでヒゲの話を書き始めたのかというと、明日猫さんがうちにやってくるからである。猫の食器を用意したのだが、ちょっと小さいかなと思った。なんとなく食べるときにヒゲが邪魔にならないかなと思ったのである。
多分猫のヒゲは自在に動くから、手前に引いて食べるのではないかと想像している。
最後になってなんだが、結局ヒゲのことはどうでもいいのだ。明日猫がやってくるのが嬉しくて仕方なくてこの記事を書いているのである。
単なる猫ばかに付き合わせてスマンスマン。