本の情報
どんなことが書かれている?
- ブログセラピーって何か?
- ブログの体験談
- ブログサービスの種類
- ブロブの始め方
- ブログを続けるには?
- ブログをやっていてよかったこと100
- 自分のブログを作るためのワーク
読んでどんなことを考えたか?
「ブログを書くことで心を癒すことができる」ということを、自分の体験を通して平易でわかりやすい文章で書いてある本である。
ブログシステムの種類や、ブログの簡単な始め方も書かれている。
僕自身のこのブログは2003年から書き始めていて、5000エントリを超えているのだが、ブログとセラピーをくっつけて考えたことはなかった。この14年間で、自分が「うつ」になり、相変わらず治療を続けている状態なのだが、どちらかというとうつ状態になると何もやる気がなくなって、ブログを書くことすらできなくなるという体験を持っているので、実はちょっと違和感もなくはないのである。
ただ、僕はブログを最初から本名で書いているし、大して読者がいるわけでもないのにあまりプライベートなことばかり書くのはどうかと思い込んでいたので、書くことを探すことに疲れ果て、書くことができずに半年も過ぎてしまうこともあった。
でも、考えてみれば別に有名人でもなんでもないのだから、自分の思いをもっと吐露するようなブログでもいいのだ。吐き出すことによって癒される効果は意外と大きなものなのかもしれない。
この本には著者の体験談が書かれている。ブログを書いて癒される。そのことを本当に感じたから「ブログセラピー」という言葉を思いついたのだろう。
面白かった?
面白かった。というか、気づきの多い本だった。
SNSとブログの違いを考えてみたり、セラピー効果が本当にあるんだろうかと考えるきっかけをもらった。ブログを始めるのに初心者が超えなければならないハードルについても勉強になった。
自分のやっていることを肯定的に捉えることのできる著者をすごいと思った。
まとめ
ブログはセラピーの効果をもつことができる。ブログを始めようと思ったらどんなことをしなければならないかについて考え、実行できるようになっている。
著者の明るい性格が言葉の端はしに出ていて読むと元気が出る。
僕はだいたい40分で読めた。ブログの効果を素早く知りたい人におすすめの本である。