本の情報
どんなことが書いてあるか?
- セールスの達人は何がちがうのか
- 営業にまつわる八つの神話
- 営業の才能
- 自分の強みを発見する
- 自分にふさわしい場所を見つける
- 才能と成果を結びつける五つの鍵
- 成果はマネージャーによって左右される
- 顧客の愛着を深める
- 営業マネージャーになりたい人のために
- 世界最高の営業マネージャーからの提言
- 34の強み
読んでどんなことを考えたか?
この本はストレングスファインダーを使って営業として成功するにはどうしたらいいかを様々な点から説明したものだ。
要点は一つ。営業で成功する人はその素質をもっていて、しかもそれを活かしきっているということだ。
あるメソッドを使えば営業がうまくなるというのは正しくない。極論すれば営業に向いているかいないか。それを見極めることから始めなければならない。
これは考えてみればアタリマエのことを言っているように見える。しかし一般にはそうは考えられていない。いろいろな事情があるだろうが、営業に向いていない人が営業職につかなければならないことはよくあることだ。
まず、ストレングスファインダーで自分の強みを知ろう。そして、それが営業にどう活かせるのかよく考えよう。もしも向いていないと感じるなら違う仕事を探したほうがいいかもしれない。
ただし、誤解しないほうが良いのは、ストレングスファインダーはその名が示すとおり「強み」を知るためのものだ。仕事に自分の強みが活かせるならその仕事は自分にとって価値があり、成功する可能性も高いのだ。
面白かった?
面白かった。僕のストレングスのベスト5は収集心、内省、学習欲、適応性、着想の順だった。強みをよく表していると思う。もしも営業をやるなら、新しいことにチャレンジする顧客を支援するようなケースが一番楽しめるのではないかと思う。
まとめ
この本にはストレングスファインダーの五つの強みを知るためのサイトとアクセスコードが書かれている。この本自体はすでに絶版だが、同様にアクセスコードが入っている本が売られているのでそれを読み、実際に自分のストレングスを調べてみるといい。いろいろな気付きがあり、仕事をやっていく上での示唆を受けられるだろう。