Alexa
Amazonが、Amazon echoの日本展開を発表した。Alexaはechoの頭脳となる部分で、音声認識を行い、Skillといわれるプログラムを通してなんらかのサービスを提供する。
他のちょっと賢いスピーカーと違い、Amazonがやっているということで、音声指示で買い物ができてしまうというのが特徴だ。アメリカなどですでにサービスが始まっており、使い慣れた人は週に一回以上Amazonで買い物をしているという。
ポイントはSkillだ。これの開発キットも日本語化されたものが公開されるはずだ。日本語の音声認識サービスももちろん提供されるだろう。Skillの開発には結構な数の日本企業がすでに参加している。
しかし、残念ながら今のところAmazon echoの発売日は公表されていない。
Alexa Skills Kit
Skillを開発するにはAlexa Skills Kit(ASK)というのを使うらしい。ここでゴニョゴニョとスクリプトを書いて、必要に応じてAWS Lambdaをキックすることができるらしい。ということは本格的なAWSアプリを開発できるということだ。
これまではパソコン的なデバイスーースマホもそうだーーに対するプログラミングが普通だった。インタフェースはどうあれ、手で操作し、目で結果を見るという形のプログラミングだ。
ASKではこれが大きく変わることになる。Alexa Voice Service(AVS)を使って音声認識をし、そこから入力される情報を使ってASKで作ったSkillを動かす。
ASKはすでに使える状態にある。すぐにAlexaのプログラミングを始めることができる。ただし、まだASKのページは日本語化されていないし、Skillの開発に日本語が使えるかどうかはわからない。
それでも新時代を開く可能性が高いAlexaのプログラミングに早く参加したいのならAmazonに開発者登録しよう。きっと楽しい未来を創り出す気持ちが湧いてくるはずだ。