本の情報
どんなことが書いてあるのか?
- なりたい自分を演出する
- キャラクターを作る
- キャラクターを磨く
- キャラクターを生かす
読んでどんなことを考えたか?
うーん。若い女の人ってこういう本が読みやすいのかな?いや、こういう文章が読みやすいのだろうか?いやいやたぶんブログ文体のままに本になったらこんな感じか。
と、おじさんの僕は少々読むのが辛い本ではあったのだが、はあちゅうという人の一つの生き方がコンパクトに纏められていると思った。
彼女は若いから、まだこれからの経験で意見が変わることもあるのだろうけど、若いうちに自分の考えをアウトプットするというのは良いことだと思う。アウトプットすることは自分を作ることだからだ。
ブログという場を見つけて彼女は自分の才能をぐんぐんと伸ばし、チャンスを漏らさずに掴み取って自分の夢を実現しながら生きている。そういう生き方に羨ましさと嫉妬を感じてしまうくらいだ。
人には二面性がある。人が見る自分と自分が見ている自分はたいてい違っている。しかしその根っこにあるものはひとつだ。彼女の野心が今のはあちゅうを作った。
正直に言うとぼくははあちゅうという人は名前しか知らなかった。ブログも読んだこともないし、SNSも見たことがない。テレビに出ているところも見たことがない。だからほとんど先入観なしに本から入った。
自分をプロデュースするというのは並大抵のことではない。その役割の中で生きていくというのは実は息苦しいことなのではないだろうか。
おじさんの僕がこの本から受け取ったメッセージは酸素不足の金魚が水面で口をパクパクさせているような生き辛さだ。若い頃にはそれが必要だ。そんな時期を乗り越えて大人になる。円熟していく。きっと彼女はそういう素晴らしい人生を送っていくだろう。
面白かった?
この本は女性の友人から頂いた。僕が本屋に行ったら手にとることもないだろうと思う本だ。しかし勉強になった。人は自由になんでもできるんだということを教わった。これだから若い人、それも女の人にはかなわない。
まとめ
「”なりたい自分”を”自分”にしちゃえ!!」と表紙に書いてある。実際になりたい自分を自分にしてしまう過程をこの本では懇切丁寧に書いてある。
しかしだれもが「はあちゅう」になれるわけではない。この本からどんなエッセンスを引き出すか。そこがポイントである。