ことのはじまり
素敵なブログの「手書きのようで活字のようで」に、「Chromebookを買おう!プライベートパソコンにピッタリ!!」という記事が書いてあったのを読んだのが始まり。
Chromebookはすごく単純に言えばChromeブラウザが動くだけのシンクライアント端末である。シンクライアントというのは端末側にデータを持たない端末と思えばいい。
普通のパソコンはデータもアプリも内蔵している。買ってきたりダウンロードしたり。今まではそれが当たり前だった。しかし今はクラウド上で動くアプリケーションが充実してきている。インターネットが繋がる環境であればかなりのことがそれらを使うことでできるようになってきているのだ。
これはハイエンドモデル。もっともっと安いのがあるから探してみて。
で、Office Online
パソコンをごく趣味に近い使い方をしているのであれば、ワープロとか表計算はめったに使わないのではないかと思う。使うにしてもそれほど機能はいらないはずだ。僕は文章もテキストエディタで書くことが多いくらいで、Office suiteはほぼ使わないで過ごしている。
それに、Googleに完全にロックインされている人なので、いざとなればGoogle Driveの中にあるGoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートを使えばいいと思っていた。
しかし、世の中はマイクロソフトのWordとかExcelが普通なのである。
もちろん仕事でWordやExcelを使ってきたので使い勝手の良さはある程度わかっている。でもパーソナルでは別にいいやと気に留めていなかった。
それはOffice365が先に頭に入っていたからで、マイクロソフトのアプリケーションはお金を払わなければ使えないという先入観があったのである。
そこに前述のChromebookを買おう!プライベートパソコンにピッタリ!!」を読んだのである。Office Onlineはタダと書いてあった。
えっ、そうなのと思って早速検索したらそのとおりだった。これはいつか使うかもしれないなと思って頭に入れておいた。
早速使うチャンスが
とある友人が書いている文章を読んでコメントするという機会が訪れた。まずはその文章をテキストファイルに落としてそれにいろいろコメントを書き込んでいった。そして、それをzipして送ったのだが、送ったファイルが文字化けするというのである。僕はMacで友人はWindowsだからそんなこともあるかなと思った。
じゃあどうしようと考えたときに思い出したのがOffice Onlineだった。
早速アカウントを作って(と思ったらすでに作ってあった)Wordを開き、そこにコメント付きテキストを貼り付けて、共有ボタンを押した。相手もアカウントを作る必要があるのではないかと思ったら、メールアドレスさえあればいいのであった。メールで共有する文書のurlを送るようになっているのである。これこそクラウドアプリケーションの利便性じゃん。と思った。これで相手と共有しながら文書を書き換えていくことができるのである。
これならテキストファイルの文章の指摘位置に空白行を作ってコメントを書き込むなんて面倒なことをせずにWordの校閲機能を使えばいいのである。最初からそうすれば良かった。その方が相手も読みやすかったはずだし、修正もしやすかったはずである。
Office Online恐るべし。
まとめ
いまやクラウドで大抵のことがタダでできる。タダじゃなくても年間数千円払えばフル機能を使えるアプリケーションも多い。
クラウドで作ったものには「セーブする」という機能がない。常にクラウド上のストレージに書き込まれているのである。これは自分のパソコンを使うよりもずっと安全だ。
ブラウザがあれば事足りるのである。
今やパソコンでアプリケーションを使わなければならないのは一部のクリエイティブ系のイメージ操作をする人たちだけではないだろうか?
とにかくOffice Onlineを使わない手はないぞ!というのが今回の記事の骨子である。