本の情報
どんなことが書いてあるか?
- 理系脳と文系脳とは出身学部には関係ない
- 理系脳だけが生き残れる
- お金持ちは理系脳
- 理系脳の思考法
- 理系脳的なコミュニケーション術
- 理系脳のライフスタイル
- 理系脳はいつも未来を夢見る
読んでどんなことを考えたか?
「AI時代に生き残る人の条件」とサブタイトルにある。要するに理系脳じゃないと生き残れないよと言っているのだ。しかし理系脳とか文系脳とかは賢い人と賢くない人という程度のわけかたである。たまたま賢い人は理系的な発想をすることが多いということだ。
これは生まれつきのものではなくて、訓練すれば誰でもできることなのである。
好奇心を持って新しいことにチャレンジし続けること、論理的に考えること、変化を好むこと、合理的なコミュニケーションをすること、未来志向であること、コミットの範囲が明確であること。
こう並べてみるととても私にはできないという人もいるかもしれない。しかし、つまるところ未来に興味を持ち、新しいことにチャレンジすることを諦めなければいいのである。
むしろ、飽きっぽくて刹那的な生き方のほうが良いと書いている。
僕もそう思う。何年か前の「いつやるか、今でしょ」ってやつである。とにかくやりたいと思ったことで今できることはすぐにやってしまうことが大切な時代になった。なぜなら時代の変化のスピードが早いからである。
昔を懐かしんでいる時間はない。新しいものにとことんぶら下がり、未来を夢見て今やれることをやる。それがAI時代の働き方なのだろう。
面白かった?
まあまあかな。僕は著者の感覚とよく似たところがあるので当たり前というか、驚きはなかったな。
でも、自分が文系だと思っている人にはちょっとショックかもしれない。よく読んで自分の道を探ってほしいと思う。
まとめ
文系脳、理系脳は煽り文句。どんなことを心がければ仕事を失わずに済むかがごく簡単に書いてある。それは誰でもできる。ただちょっと努力すればいいだけだということを忘れずに。