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脱ウィンドウズへ 基本ソフト開発で日中韓の官民連携
日中韓3カ国と、そのコンピューターソフトや電機業界は、次世代型の携帯電話など情報家電やサーバーに組み込む基本ソフト(OS)を連携して開発することで大筋合意した。リナックスなど、製品に応じ自由に改造できる「オープンソース・ソフトウエア」(OSS)をベースに開発する。数年内にも実用化を目指す。世界で圧倒的シェアを握る米マイクロソフトのOS「ウィンドウズ」に依存して製品を作っていては、独自の開発力が伸びず、自国の関連産業の衰退につながる、との共通の危機感が背景にある。
確かにOSはインフラだからマイクロソフトに握られてるのはまずいってのはわかる。でもそれだけにこだわっても仕方がない。アプリケーションソフトウエアの開発力というか、やりたいことを実現しようとする力みたいなものが弱いのが問題で、これはやはり教育の問題だ。官とか産業界から動き出しちゃうと、高度成長期みたいな大量生産体制を作るのはうまくいくだろうけど、本当に必要なアプリケーションソフトウエアを作り出すことはできないと思う。ニッポン発の世界的キラーアプリケーションがもっと出るようにするべきだ。OSなんかアメリカに作らせておけばいいくらいの発想があってもいいかもしれないよ。